前田大然が止まらない! 2ゴールで今季リーグ戦2桁達成…公式戦通算得点数は「25」到達

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2025年02月26日 08:54  サッカーキング

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絶好調の前田大然(撮影は第11節延期分のダンディー・U戦) [写真]=Getty Images
 セルティックに所属する日本代表FW前田大然が、25日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第28節アバディーン戦で2ゴールを奪い、今季公式戦通算ゴール数を「25」に伸ばした。

 4連覇を目指す今季も、セルティックは順調に勝ち点を積み重ね、ここまで首位を独走中。だが、チャンピオンズリーグ(CL)では決勝トーナメントプレーオフでバイエルンに2戦合計2−3で惜敗。さらに前節のスコティッシュ・プレミアシップではハイバーニアンに1−2で敗れ、今季2敗目を喫しており、今節は公式戦3試合ぶりの白星を狙う。

 そんな一戦、セルティックに所属する前田と旗手怜央は揃って先発出場。均衡が破れたのは25分のことで、ゴールネットを揺らしたのは日本代表のスピードスター。ペナルティエリア手前左寄りの位置で顔を上げたアルネ・エンゲルスがスルーパスを狙うと、ここは相手に触られたものの、ボックス内へ流れたボールに前田が反応。ダイレクトで押し込み、セルティックに先制点をもたらした。

 前田のゴールで勢いに乗ったセルティックは、30分に見事なカウンター攻撃を完結させ、最後はジョタがゴールネットを揺らす。45分にはボックス左でエンゲルスからのパスを受けたカラム・マグレガーが右足で流し込み、3点をリードしてハーフタイムに突入した。

 後半に入った72分には、敵陣右サイドでボールを受けたヤン・ヒョンジュンが、流れるようなパスワークでボックス左まで入り込み、最後は左足で仕留める。4点目を奪って勝利を決定付けるも、90分にはアバディーンに1点を返された。

 だが、試合はこのままでは終わらない。後半アディショナルタイム、右サイドからドリブルで切れ込んだヤン・ヒョンジュンがスルーパスを送ると、ボックス右の位置で反応したアリスター・ジョンストンがグラウンダーのボールを折り返す。ファーサイドへ向かったボールを前田がダイレクトで沈め、試合は5−1でタイムアップを迎えた。

 前田は2試合連続ゴールを記録しただけでなく、この試合の1点目で、今季のスコティッシュ・プレミアシップにおける得点数を2桁に乗せた。2ゴールを奪ったことで、スコティッシュ・プレミアシップでは11点目、公式戦通算では25点目を記録している。なお、前田はフル出場を果たし、旗手は59分に途中交代した。

 次節、セルティックは3月1日に敵地でセント・ミレンと、アバディーンは2日にホームでダンディー・ユナイテッドと、それぞれ対戦する。

【スコア】
セルティック 5−1 アバディーン

【得点者】
1−0 25分 前田大然(セルティック)
2−0 30分 ジョタ(セルティック)
3−0 45分 カラム・マグレガー(セルティック)
4−0 72分 ヤン・ヒョンジュン(セルティック)
4−1 90分 シェイデン・モリス(アバディーン)
5−1 90+2分 前田大然(セルティック)

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