限定公開( 2 )
ダイソーの「ぬいぐるみ用フェイクファーボアクロス」を縫ってあるものを作る様子がYouTubeで公開されています。動画には「最高!」「作ってみたくなりました」といった声が寄せられるなど、注目を集めています。
投稿したのはYouTubeチャンネル「オタメイド」を運営するショコハジロさん。以前には、自作したふわふわホタテのぬいぐるみが話題になりました。
今回使うのはダイソー「ぬいぐるみ用フェイクファーボアクロス」。実際に作品を作りながら、使い勝手などを検証していきます。
カラーバリエーションはモノトーンカラーの「ブラック」「明るいグレー」、ピュアカラーの「ホワイト」「パステルピンク」、ペールカラーの「ミントグリーン」「パステルパープル」、ナチュラルカラーの「明るいブラウン」「暗めのブラウン」の全8色です。
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サイズは35センチ×45センチで価格は110円。毛足の長さは1センチくらいでコシは少なく、毛質は真っすぐで、密度もスカスカ感はないそうです。
毛の抜けやすさを確認するために引っ張ってみると端の方はやや抜けますが、中心あたりを軽く引っ張る分には抜けたりはしないとのこと。
生地は縦方向はほどんど伸びず、横方向はほんの少し伸びる感じで、通常のボア生地と同じです。
実際にぬいぐるみを作りながら使い心地をチェックしていきます。今回は顔の刺しゅうをしたクリスタルボアと組み合わせて使います。
フェイクファーボアクロスに型紙を写していきます。裏の生地は少し粗めですが、チャコペンで描く分には問題ないとのことです。
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裁断も特に問題はありませんが、細かい毛が舞うのでホコリ取りのコロコロは必須とのこと。敏感な人はマスクをすることをオススメします。
前髪のフチを刺しゅうします。毛足は1センチありますがコシは強くないので、刺しゅう枠に挟みやすいということです。
特に針の通りが悪いとか刺しゅうしづらいとかは感じられず、前髪のフチ近くをしつけ縫いしておけば、ボリュームのせいで刺しゅう下地シートが破れてくる事もないとのこと。毛のコシが弱いメリットが生かされた優秀な生地ということです。
縫い合わせの感じも知りたいので、この生地を多めに使って体を作っていきます。型紙を写すのにフリクションペンを使いましたが、こちらは使いにくかったとのこと。いつものチャコペンに戻して描いていきます。
裁断の時はやはり毛が多く舞ってしまいます。近くに飲み物などは置かないほうが良さそうです。
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かわいく裁断できたので縫い合わせることに。細かい部分は縫いづらいので、一度しつけをしてからにします。しつけをする際は、毛を内側にしまい込む感じでまち針で固定することを薦めています。
今回のぬいぐるみにはケモ耳を付けたので、顔の前後を縫い合わせる時はかなり分厚い状態。手縫いの場合、針通りが悪くなるので「ケガをしないように気を付けて」と注意喚起しています。
チャコペンを落とすために水につけましたが色落ちもなく、乾かした時の触り心地も変わらないとのことです。
綿を入れて頭と胴体をコの字とじしていきます。毛足が長いので刺したい場所に正確に刺すのが難しいのですが、手の感触で位置を確かめながら刺していくといいそうです。
頭と胴体を縫い合わせたら、かわいいぬいぐるみの完成。ミントグリーンの生地を豊富に使いましたが、まだ少し残っているそうです。
最後に、この生地の良かった点と気になる点をまとめています。良かった点は「コスパが最強」「カラーバリエーションが豊富」「毛の触り心地よく見た目も美しい」、毛のコシが強くないので「刺しゅう枠に挟みやすい」「刺しゅう下地シートもちぎれづらい」「毛による押し戻しが少ないという意味で縫い合わせも比較的やりやすい」。
気になる点は「裁断時の毛の舞い方がすごい(マスクをするのが◎)」「フリクションペンは描きづらい」「毛で布が良く見えないため、視覚的な意味で縫い合わせやコの字とじが多少大変」ということです。
これから使いたい人が気になりそうな点を丁寧に説明している今回の動画。コメント欄には「百円と思えないほどしっかりしてますね」「ネットだと高くて手が出しにくかったからうれしい」「私も一色だけ購入してみました。生地自体もふわふわで可愛かったですがこうして作品になると魅力が更に増しますね」といった声が寄せられています。
ショコハジロさんはXでもぬいぐるみ作りの情報を発信中。別の日のYouTube投稿では、過去のダイソーボアクロスレビューやぬいぐるみの首の付け方、超初心者向けの道具・材料の説明などの動画を見ることができます。
画像提供:YouTubeチャンネル「オタメイド」
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