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ポカロPで作曲家の「さつき が てんこもり」さん(@TENKOMORI)が、ローソン店頭などに設置されているタイトーのクレーンゲーム機に楽曲が無断使用されていると訴えていた件で、タイトーは2月25日、問題は友好的に解決したと明らかにした。さつき が てんこもりさんもYouTube動画で経緯を説明し、2週間という「電撃的早期和解」に感謝した。
さつき が てんこもりさんの動画によると、ゲーム筐体の輸入販売をしているサファリゲームズから直接、経緯の説明と謝罪があったという。さらに「利用停止で差し替えは嫌だから、正規の手続きを経て使ってほしいという要望も汲んでいただいて、つまり今後も筐体でそのまま使っていただけることになった」。
では、なぜ無断使用という状況になったのか。サファリゲームズの説明によると、ゲーム機の筐体を開発したのは中国Guangzhou Wakee Amusement Technology(広州市)で、サファリゲームズは台湾の業者を経由して輸入していたという。
さらに開発元に確認したところ、楽曲データは中国の有料音楽素材サイト「Aigei.com」から購入したものだと分かった。現在はサファリゲームズがAigei.comに対して問い合わせている段階だ。
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さつき が てんこもりさんはサファリゲームズに対して「変なの掴まされないで。ホントに」と苦言を呈したものの、その後の対応に不満はないようだ。「しっかりと謝罪は受け入れます。何かお仕事あれば音楽出版社経由でお話もらえれば」と話している。
サファリゲームズは25日のプレスリリースで関係者に謝罪し「今後、このような事態を起こさないよう精緻な検収手続や社内ルールを再徹底する」と再発防止策を示している。
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