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<ノルディックスキー複合女子:世界選手権>◇27日◇ノルウェー・トロンヘイム
日本のノルディックスキー複合の女子では、初めての世界王者が誕生した。
葛西優奈(21=早大)が27日、ノルウェーのトロンヘイムでの世界選手権でマススタート方式の個人ノーマルヒルを初めて制した。
3位には双子の妹、春香(21=早大)が入り、姉妹でメダルを獲得した。
葛西優は前半距離(5キロ)で3位と好位置につけ、後半の飛躍(ヒルサイズ102メートル)で96・5メートルを飛んで逆転した。
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女王は「まだ信じられない。もちろんとてもうれしい。でも、現実とは思えない。信じられない。姉妹2人とも表彰台に立っていることが、私を2倍、幸せにしてくれる」と述べた。
妹春香は「表彰台に上がれてほっとしています。姉と2人でいい成績を残せたのは、とてもうれしい」と話した。
日本勢の個人種目での金メダルは、1999年大会でジャンプ男子のノーマルヒルを制した船木和喜以来、26年ぶりの快挙だった。 ノルディック複合では「キング・オブ・スキー」、男子の荻原健司が1997年大会、同じトロンヘイム開催の世界選手権で手にした金メダル以来となる日本選手による歴史的な優勝となった。
なお、複合女子は来年のミラノ・コルティナ冬季五輪での採用が見送られた。
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