美容医療ナシで「14年前より美肌になった」48歳。肌のために“やめて良かった”8つの習慣は

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2025年03月03日 16:20  女子SPA!

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画像左は40歳の頃の素肌の画像。現在手元にある素肌を撮影した画像はこれが最も若い頃ですが、30代半ばはもっと老けていました。
 美容ライターの遠藤幸子です。年齢を重ねると徐々に老けていくのは当たり前と思いがちですが、現在48歳の筆者の素肌は30代後半の頃よりキレイだと自負しています。某大手化粧品ブランドの肌解析マシンでは、肌年齢が−14歳と測定されました。

 筆者が約14年前に一念発起して、肌老けから脱却して肌年齢−14歳と診断されるまでに取り組んできたことをお伝えしたいと思います。今回は生活習慣編として「やめたこと」「続けてきたこと」を8つずつ紹介します。

◆30代半ばでの“嫌な体験”が、美肌に目覚めるきっかけに

 筆者が初めて実年齢よりも老けて見られた衝撃体験をしたのは、30代半ばのころ。人からとても嫌な形で指摘されてしまったのです。

 でも振り返ると、美肌に目覚める転機になったと今では感謝しています。当時は日々のことに追われて、自分のことは後回しにしていました。

 とはいえ、この仕事を始める前で今よりずっと美容の知識が乏しく、手探り状態のほぼセルフケアで、無謀にも見た目年齢の巻き戻しに挑んできました。

 やがて、美容の知識を自分の美肌磨きのために得て、何が必要で何をやめるべきか考えてケアしていくようになりました。

◆「美肌のためにやめた」生活習慣8つ

(1)落ちにくいアイメイク

 落ちにくいアイメイクを頻繁にしていると、ポイントメイクアップリムーバーで落とさなければならず、摩擦も起きていたと思います。

 また、落としきれていない場合には色素沈着の原因となってしまうので、落ちにくいアイメイクの頻度を月に2、3回までと大幅に減らしました。そして、アイメイクをしない日も多く設けることで目元を労わるようになりました。

(2)飲酒

 以前は週に2回の休肝日を除いて毎晩飲酒していましたが、中途覚醒するなど睡眠の質が下がることに悩んでいました。

 美肌のためには質の良い睡眠は欠かせないので飲酒をやめ、ノンアルコールビールに切り替えました。現在は記念日や人と約束があるときなど限られた日に少量飲酒しています。

(3)自己流マッサージ

 老け肌に悩んだときに真っ先に始めたのはあるDVDを購入し、セルフマッサージをすることでした。

 けれど、どうしても自己流になってしまい、知らず知らずのうちに皮膚を引っ張るなどやってはいけないことをしていた気がしています。それをスパッとやめました。

◆血行の悪化につながる習慣もNG!

(4)頬杖をつく、足を組む

 肌老けに悩んでいた頃は悩みを点で捉えていましたが、自分が知識を身につけてからは線や面で考えるようになりました。体のゆがみは肌老けに関係することに気づいてから頬杖をつく、足を組むといった習慣をやめました。

(5)横向き寝

 100%卒業できたわけではないのですが、長い時間仰向けで眠れるようになった今に至るまでこれが最も悩んだことでした。というのも以前は右側を下にして眠る癖があり、左側の頬が垂れてほうれい線が深くなりました。U字型の抱き枕を購入したことが大きかったです。

(6)コリの放置

 肌老けに悩んでいた頃は血流も悪く、肩こりや頭痛に悩まされることが多かったのですが、コリを放置するのをやめました。全身のストレッチを毎日1時間程度行う、整体やマシーンピラティスに通って体のゆがみにアプローチするなどしています。

(7)ガードルの着用

 以前は体型維持重視で日中はガードルを常に着用していました。血流が悪くなる原因になっていると考えられたためスパッとやめました。

(8)運動不足

 以前は明らかに運動不足で、移動も常に車でした。それをやめ、できるだけ徒歩で移動し、運動するようになりました。

 以上が、美肌のためにやめて良かった生活習慣。ここからは、美肌のために続けてきたことをご紹介します。

◆美肌のために続けてきた8つのこと

(1)頭皮マッサージ

 若い頃にやっておけばよかったと最も後悔しているのは頭皮ケアですが、30代後半から本格的に開始。

 スカルプケアも行なっていますが、頭皮マッサージは特にしっかりと行い、毎日の習慣にしています。手で行うと疲れたり、うまく力が入らなかったりするので頭皮用マッサージャーなどツールも使っています。くすみやたるみへのアプローチにつながっていると感じています。

(2)カーテンを開けて朝日を30分以上浴びる

 肌が老けていた頃はPMS(月経前症候群)で一時的な不眠に悩んでいました。朝の過ごし方が大事だと知ってからはカーテンを開けて朝日を30分以上浴びることを習慣にし、体内時計をリセットしています。

(3)香りでスイッチを入れ替える

 常にいろんなことに思いを巡らし、交感神経が優位になりやすいタイプ。30代半ばくらいから香りでスイッチを入れ替える方法を徐々に身につけ続けてきました。睡眠の質向上に一役買ってくれています。

(4)就寝1時間前はリラックスタイムに

 就寝1時間前から睡眠の質を高めるために、室内の照明を少し暗くし、リラックスできる音楽や香りを楽しんでリラックスタイムにしています。

◆しっかり体を温め、血行を促進させる

(5)夏以外レッグウォーマーを履く

 下半身が冷えやすいので夏以外レッグウォーマーを履いて温めるようにしています。さまざまな温活を行なった結果、平熱もこの十数年で1度近く上がりました。

(6)毎日ぬるめのお湯に15分程度浸かる

 肌老けが気になっていた頃までは生理中はシャワーで済ませていました。けれど、タンポンを利用して毎日欠かさずに15分程度40度程度のぬるま湯に浸かることで睡眠の質を上げることを心がけました。

 ちなみに、お風呂では無理のない範囲で湯船の中で温まるのと冷水シャワーを末端にかけるのを2、3度繰り返し、血流促進を心がけています。

(7)就寝間際、もしくは、夕食後の入浴

 老け肌に悩んでいた頃は入浴のタイミングが睡眠の質に影響を及ぼすとは知らなかったので家族や自分にとって都合の良いタイミングで入浴していました。

 けれど、今では家族の都合で予定通りにいかないこともあるものの、就寝予定時刻の1時間か1時間半前に入浴を終えるように逆算して入浴することを心がけています。

(8)表情筋を鍛える

 表情筋の衰えが老け肌にもつながっていると知ってからは笑顔を作り、頬を軽く持ち上げる、普段から口角を上げること意識するなど表情筋を鍛えることを習慣にしました。

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 ちなみに、この14年間ほど筆者は美容医療に頼らないほぼセルフケアで肌年齢の巻き戻しを図ってきました。一体験談として参考にしていただけますと幸いです。

<文/遠藤幸子>

【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en

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