
キャリコネニュースが過去10年に配信してきた2万7000本の記事の中から印象的なエピソードをピックアップ。今回はもはや定番になっているムカついた面接官の話だ。意地悪でウザい質問もさることながら、「僕は人間行動理論の研究がしたいんだ」という言葉が実に味わい深い。(2022年3月3日に配信した記事を再構成したものです)
面接は求職者と企業がお互いの相性を確かめるためにするもの。企業側にもある程度の誠意は必要だろう。今回は東京都の30代男性(個人事業主/年収650万円)から寄せられた「面接での信じられないエピソード」を紹介する。(文:谷城ヤエ)
「最後は『俺は君のこと全然わかんないわ』と言われ普通に落とされた」
男性は、「第一印象から最悪だった」という、とある企業の最終面接での出来事を明かした。
「面接をした役員は15分遅刻をしてきて、挨拶をした際も『うわっ、声でけーな』と言われた」
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また男性の前職の退職理由が「給料の未払い」であったことに対して、
「なぜ君に給料を払いたくないと思ったのか、相手の気持ちを考えてみなよ。前の会社の社長が君に給料を払いたくないと思ったのはなぜだろう、相手の気持ちをここで考えようよ。僕は君から反省の言葉が聞きたいんだよね。何か反省してる? 僕は人間行動理論の研究がしたいんだ」
と言われた。極めて不快な面接だが、これが90分続いた。圧迫面接のつもりだろうか。男性は怒らずに耐えきったという。
しかし最後は「『なんか他の人は君と働きたいって言ってたけど、俺は君のこと全然わかんないわ』と言われ普通に落とされた」とのこと。男性は
「第一印象から最悪だった。知人からの紹介で行ったそこそこ大きな会社だっただけに残念だった」
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と綴っていた。
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