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ITmedia NEWS Weekly AccessTop10(3月1〜7日)
1 日本郵政、女性の“すっぴん”扱う動画がXで物議→削除する事態に 「再発防止に取り組む」と公式X【追記あり】
2 新型「iPad」登場 ストレージ増量で価格据え置き チップ刷新も「Apple Intelligence」には非対応
3 ゼレンスキー氏とトランプ氏が殴り合い──会談決裂でAIフェイク動画がSNSに多数
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4 「iPad Air」に新モデル 9万8800円から M3チップに刷新、「Magic Keyboard」も新型に
5 「モンハンワイルズ」販売800万本突破 ただしSteamでは“賛否両論”、問題視されるポイントは?
6 「薬屋のひとりごと」コラボお薬手帳の転売にアニメ公式が苦言 「購入も控えて」
7 クレカの表現規制、真犯人は誰か 見えてきた“構造的原因”を解説する
8 もう音楽を聴くだけじゃない 「耳に入れっぱなし」が当たり前になった、最新イヤフォンの世界
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9 東大・松尾研の留学生に医療費“不正取得”疑惑 SNSで物議に 事実関係を松尾教授に聞いた
10 NTTコム、顧客約1万8000社の情報漏えいか 社内システムに不正アクセス
ITmedia NEWSにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia NEWS Weekly Top10」。今回は3月1〜7日までの7日間について集計し、まとめた。
先週のアクセス6位には、アニメ「薬屋のひとりごと」と日本薬剤師会とコラボした「お薬手帳」の転売問題についての記事が入った。
お薬手帳の重要性の訴求を目的としたコラボで、表紙に描き下ろしイラストがデザインされている。計113万部が制作され、薬局を利用する人に無料配布された。
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だが、薬局でもらったとみられる人が「メルカリ」などのフリマアプリで高額転売する例が相次ぎ、アニメ製作委員会が転売や転売商品の購入を控えるよう呼び掛ける事態に発展。3月6日には増刷も発表されたが、10日現在でもメルカリでは、1冊1000円以上での取引が続いている。
お薬手帳は、病院で薬を処方されれば薬局で無料でもらえる。一方、「作品のファンだが、病院には縁がない」といった人には、転売品の購入でしか入手手段がないのかもしれない。
製作委員会は今回のコラボについて「お薬手帳の重要性の訴求が目的」で「単なる配布や販売は行わない」としている。だが、グッズを買い集めることが“推し活”として一般化している現在、人気コンテンツのグッズ、特に描き下ろし・限定品などレアなグッズを一定の人のみに無料配布すると、必ず転売問題が起きてしまう。
事後の対応でこうした事態を落ち着かせるのは難しい。転売を防ぐには、薬局での配布と並行してコラボ商品として一定価格で販売するなど、転売以外の正規ルートで入手できる手段や、事前にフリマサービスと協議して転売禁止品に加えるなどの対策が必要だったのかもしれない。
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