
闘病中はメンタルが不安定なものだろう。友人の無神経な言動で、関係が決裂することもある。東京都の60代女性は、がんの闘病中に別の病気を患い緊急入院した。その際、友人からしつこくメッセージが来たため絶縁してしまった。
「かなり苦しんでいたところFacebookのメッセージで『どうしているのか気になるから連絡して』と。七転八倒状態に近いのに毎日連絡よこせみたいなメッセージ。他の友人は落ち着いたら連絡してね、なのに。流石にこの気がきかない友人には三行半送りました」
友人も心配ゆえにこまめな連絡を求めたのだろう。しかし入院するほど重症なのに対応しろとは酷な話だ。(文:湊真智人)
「そもそも抗がん剤などにも反対していて……」
同様に、病気にまつわる絶縁エピソードが寄せられた。静岡県の40代女性は数年前に乳がんの手術をし、その後も治療を続けていた。高校時代からの友人にはそれを伝えてあったが、ある日、こんな愚痴をぶつけられた。
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「婚活でがん克服したって人とマッチングされた、最悪、がんの人となんか付き合ったら損しかない」
女性の苦労を知っているとは思えない、無神経な物言いだ。わざと嫌味を言ったのでは、と疑ってしまう。さらにこの友人は、治療についても怪しい提案をしていたようだ。
「そもそも抗がん剤などにも反対していて、謎のきのこなどを買うように勧められたりしていたこともあり、関係を断ちました」
すでに友人とは言えない間柄だったようだ。これ以上、不快な思いをする前に縁を切れたのは不幸中の幸いだろう。
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