未所属が続くポグバ[写真]=Getty Images
フランス代表MFポール・ポグバの出場停止期間が3月11日に終了し、サッカー選手としてのキャリアを再開させることが可能となった。
ポグバは2023年8月に行われたウディネーゼ戦後の薬物検査で、筋力増強などの作用があるテストステロン値の上昇が確認された。再検査でも陽性反応が出たため、2024年2月にイタリア反ドーピング裁決機関(TNA)から4年間の出場停止処分が下された。
その後、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への上訴が認められたことで、出場停止処分が4年から18カ月に軽減。3月11日に処分の期間が終了し、サッカー選手としての復帰が可能となった。
ポグバは、他クラブでのリスタートが最善であると考え、2024年11月にユヴェントスとの契約を解除。現在はフリーの状況が続いており、次の所属先が決まっていない。
そんななか、フランス『レキップ』は11日、「ポグバはまだ将来について決断を下していない」としたうえで、「彼はアメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)と日本から関心を集めている」と伝えた。その要因として、MLSとJリーグの移籍市場が開いていることを指摘した。
またイタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』は11日に、「ポグバは、インテル・マイアミなどのMLSのクラブに歓迎される可能性が高い」とし、サウジアラビア方面の移籍の可能性も伝えている。
以前よりMLSへの移籍が噂されるポグバ。Jリーグ移籍の可能性は低いとみられるが、果たして再出発を切るクラブはどこになるのだろうか。
【プレー動画】ポール・ポグバのユヴェントス在籍時スーパープレー集