新生活、ハトふんに要警戒=内見時、周辺チェックを―対策会社呼び掛け

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2025年03月12日 14:01  時事通信社

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時事通信社

ハト(資料)
 進学や就職に伴う新生活に向け、新居選びを進める人も多いこの時期。間取りや家賃も大切だが、快適な生活を送るにはハトのふん害対策も欠かせない。帰巣本能が強く、気に入った場所には繰り返し戻って来るため、個人では手に負えなくなることも。鳥害対策会社は「物件を内見する際、ベランダや周辺環境をチェックして」と注意を呼び掛けている。

 防鳥ネット設置工事などを行う「日本鳩対策センター」(東京都杉並区)の近藤舞子さんによると、ハトは風雨をしのげて、カラスやネコなどの天敵に襲われにくい場所を気に入る傾向がある。マンションなどでは、ベランダの室外機裏などに巣を作ることが多い。

 警戒心を解いていない初期段階では、ベランダの中まで入らず、手すりから様子をうかがう習性がある。そのため、手すりにふんが落ちていたら危険な兆候だ。「ハトが警戒している段階で、剣山やカラスの置物を手すりに置くなどすると被害を防ぎやすい」(近藤さん)という。

 ハトは日中に活動するため、授業や仕事で不在になりがちな1人暮らしの人は早めの対策が欠かせない。剣山や置物だけでなく、ふんに気付いたらすぐ掃除して人の気配を感じさせることも重要だ。

 こうした状態を通り越して、ふんがベランダの床に頻繁に落ち始めたら、ハトにとっては既に「安心できる場所」だ。気に入った所には一度離れても何度でも戻ってくるため、専門業者に防鳥ネットを設置してもらうなどの思い切った対策が必要になってくる。

 マンションなどで空室が続いた部屋にすみ着くケースもあるといい、近藤さんは「内見の際、ベランダにふんが落ちていたら特に注意した方がいい」と話す。また、「川や畑、公園の近くには多くすんでいる」とも指摘し、物件選びの際に周辺環境をチェックすることも訴えている。 

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  • 都市部に大量にいる動物は鳥獣保護法とか動物愛護法の対象外にして誰でも駆除できるようにすればいいのに。
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