タイ北部の観光地で18年前、当時27歳の日本人女性が殺害された事件について、日本の警察当局は24日、現地当局と捜査の進捗状況などを確認し、犯人検挙のため緊密に協力していくことを申し合わせました。
この事件は2007年11月、タイ北部スコータイ県の遺跡を観光していた大阪市出身の川下智子さん（当時27）が、何者かに刃物で殺害されたものです。
首都バンコクでは24日、日本の警察庁や大阪府警の関係者らがタイ当局の事件担当者と面談し、捜査の進捗状況を確認しました。
タイの殺人罪の公訴時効は、20年と定められています。
タイ当局によりますと、時効の期限となる2027年までに、犯人検挙のため緊密に協力していくことを申し合わせたということです。
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