“オーバーツーリズム”に悩む村、住民は我慢の限界「イングランドで最も美しい村」のケース

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2025年03月24日 22:06  ナリナリドットコム

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3月23日に長崎県対馬市の和多都美(わたづみ)神社が、外国人観光客による迷惑行為を受けてきた結果、氏子、崇敬者以外の境内への立ち入りを禁じる方針を発表したが、イギリスでも同じような“オーバーツーリズム(観光公害)”の悩みを抱えている人たちがいるようだ。

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「モダンデザインの父」と言われ、ファンタジー作家として著名なウィリアム・モリスがかつて「イングランドで最も美しい村」と賞賛したグロスターシャー州バイブリー。昔から観光地として著名だったが、近年、ますます多くの観光客で溢れかえっているため、住民が耐えかねているという。

観光バス、そして車で来る観光客が多く、村の住民の交通に不便さ、危険さを感じており、村に駐車場がないため、観光客が庭に勝手に車を止めてしまうといった問題も発生。さらにゴミの問題や騒音に悩まされているという。物件を購入して夏の別荘代わりに貸し出す業者も出てきたため、若者が村を離れなければならないような状況と、英紙デイリーメールが伝えている。

ネットでは「イギリスが植民地化した国で、現地の人々がイギリス人に対して抱いていた視線と同じ」「観光客は少なくともお金を落としていく。問題は帰国しない“客”だ」「イギリス人が他の国で礼儀正しくしているかどうか……」といったコメントが寄せられている。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20250394391.html



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  • 日本を観光以外何もない国になってほしくない。政治家も国民も観光以外で繫栄できる道を模索するべし。(太陽光発電は無しでね)
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