新クラブW杯で最大約188億円獲得の可能性も…ペップ「今季はボーナスの資格がない」

　マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、今夏に開催されるFIFAクラブワールドカップ2025（Mundial de Clubes FIFA 25）での賞金をチームが受け取る資格はないと語った。28日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

　新たなクラブワールドカップとして開催されるFIFAクラブワールドカップ2025には合計32クラブが参加。第1回大会は2025年6月15日から7月13日までアメリカ合衆国で開催される。

　すでに賞金の内訳について詳細が発表されており、総額は7億7500万ポンド（約1504億円）で、そのうち4億700万ポンド（約790億円）は参加クラブすべてに分配され、3億6800万ポンド（約714億円）はパフォーマンスに応じて振り分けられることになる。

　また、参加賞金はスポーツおよび商業基準に基づくランキングによって振り分けられるため、ヨーロッパのクラブは他の大陸のチームよりも参加することでより多くの賞金を獲得することができる。このため、ヨーロッパのクラブは参加するだけで、2960万ポンド（約57億円）を受け取るほか、グループステージの全試合に勝利してトーナメントで優勝した場合には最大9700万ポンド（約188億円）を獲得するができる。

　この大会に2022−23シーズンのCL王者として参加するマンチェスター・シティだが、グアルディオラ監督は今季、CLノックアウトフェーズ・プレーオフで敗退してしまったほか、現在プレミアリーグでは5位と厳しいシーズンを送っていることから、新たなクラブW杯で獲得できる賞金を受け取る資格はないと考えていることを明かした。

「今シーズンはボーナスを受け取る資格がない。もし、勝った場合のボーナスはいくらになるかわからないが、それはクラブのものだ。監督、裏方スタッフ、選手たちは時計でさえ、受け取る資格がない」