生理の日の「染み」「不快感」→「その発想はなかった!」元下着販売員が教える目からウロコのアイデアに「義務教育に組み込みたい」

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2025年03月30日 10:38  ねとらぼ

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ねとらぼ

早く知りたかった!

 生理の日の下着の選び方について、元下着販売員が解説する動画がYouTubeで「その発想はなかった!」「義務教育に組み込みたい」と話題です。再生数は記事執筆時点で5万9000回を超えています。


【画像】目からウロコのアイデア


●ブラジャーの選び方


 下着に関する知識や情報を発信しているYouTubeチャンネル「下着の魔法使いちーちょろす」を運営する、ちーちょろすさん。以前には、勘違いされがちな女性の胸のサイズに関する投稿が注目を集めました。


 今回は質問が多く寄せられるという、生理のときに着用するブラジャーとショーツの選び方について、元下着販売員の目線でおすすめを紹介します。


 まずはブラジャーについて。前提として生理中のトラブルは人それぞれのため、ユーザー自身が心地よいと思える下着を選ぶことが大事としつつ、生理前・生理中にバストのサイズが変わる人は「生理のときに試着に行って、生理のとき用のブラを用意しておくこと」をおすすめしています。


 バストが張ることで1〜2カップくらいサイズが変わることもあり、ただでさえつらいのにブラジャーも窮屈だとストレスもその分増してしまいます。専用のブラジャーは2枚くらい(3枚あったら十分)持っておくと困らず、また他のブラジャーが長持ちするメリットもあるとしています。


 わざわざ追加で買うのを避けたい場合は「必ずパットが入った状態で購入して、生理のときにパットを抜いて使用する」というアイデアも。おすすめのブラジャーは、カップの上の辺の傾斜(折れ込み具合)が緩やかで、カップが柔らかいもの。加えてノンワイヤーのものだと、多少バストの横幅が変わっても連動して広がってくれやすいといいます。


●ショーツの選び方


 次にショーツです。主にサニタリーショーツは、防水シートが付いているタイプと吸水タイプがあり、前者は見た目は良いものの、ナプキンの羽を折り曲げて固定すると、ショーツ自体のクロッチ脇に経血が染みてしまうことがあるというデメリットが。そのためちーちょろすさんは、ショーツに付いている羽をしまうポケットをあえて使わない場合もあるそうです。


 一方で吸水タイプはショーツ自体が吸水してくれるため、そもそもナプキンを付ける必要がないのがメリット。ただし穿き替える以外に変えることができないので、量が多いときは単体だと心配になったり、洗濯が少しだけ面倒だったりというデメリットがあります。


 そのため吸水タイプを使う際は、「昼と夜の2枚分」を生理の日数分持っておくことをおすすめ。また、ちーちょろすさんのライフスタイルに合っていた使い方としては、「そろそろ生理が来るかも……」というあいまいな時期や、洗濯する気力があるときは、エコな吸水タイプを穿き、経血の量が多い日は吸水タイプとナプキンを組み合わせて使用しているそうです。


 そして夜は、朝に穿き替えてすぐに洗うのが手間なため、生理中の夜は別に「ショーツ型ナプキン」を購入しておき、そちらを使っているとのことでした。ほかにも、人によって量が多い場合は小まめに替えた方が良いため、上記で挙げたそれぞれの特長を理解して使い分けるのがよさそうです。


●「めっっっちゃ有益!」「義務教育に組み込みたい」


 後半では、下着ブランドやメーカーの商品のなかから、より具体的なおすすめを紹介しているので、気になる人は動画を確認すると良さそうです。視聴者からは、「まさに一番見たかった動画です!」「めっっっちゃ有益!」「とても参考になりました」「義務教育に組み込みたい」などの声が上がり、「始まりそうな時期に(吸水ショーツを穿くことで)ナプキン無駄にせずに済むという発想はなかった!!」と、使い分けのアイデアに称賛も寄せられています。


 ちーちょろすさんはXアカウント(@chiichoros)とInstagramアカウント(@chiichoro)、Webメディア「下着の教科書」でも情報を発信中。YouTubeでは下着の基礎知識をまとめた再生リストも公開しています。


動画提供:YouTubeチャンネル「下着の魔法使いちーちょろす」さん



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