



ある日の夕方、またもやアポ無しで押しかけてきた義母。私たちは一緒に夕食を取ることになりました。


すると食事をしているヒナの前髪が垂れ下がっていて……。どうやらいつも前髪を留めているピンが取れてしまっていたようです。

「ヒナちゃん、ちょっと前髪長くない? 切ってあげようか? こう見えておばあちゃん、昔はパパの髪を切ってあげてたのよ」義母は食い下がってきますが、ヒナは着物で記念撮影をするときのために今から頑張って伸ばしているのです。


義母はグイグイと私たちの生活に入り込んできます。最初は距離感がつかめず、遠慮して言いたいことも言えませんでした。しかし何を言っても響かない性格だということを理解してからは、何でもハッキリと伝えるようにしてきたつもりです。
そんな義母は最近、ヒナの髪の長さがやたらと気になっているようです。しきりに「切ってあげようか」「短い方がカワイイよ」と言ってきます。義母自身もショートカットだし、短い髪の毛が好みなのでしょう。
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【中編】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子