「水を差す可能性が高い」眞子さん　悠仁さまの成年式での「9月帰国」が“限りなく低い”理由

宮内庁は3月28日、4月から茨城県にある筑波大学に通われる悠仁さまについて、大学への通学方法を明らかにした。吉田尚正皇嗣職大夫（64）の説明によれば、お住まいのある都内から車で通う方法と、大学の近くに借りた単身用の住居から通う方法を組み合わせた“ハイブリッド式”になるという。

悠仁さまの大学生活スタートまであとわずかだが、19歳のお誕生日にあたる9月6日には成年式が控えている。

男性皇族の成年式が執り行われるのは1985年の秋篠宮さま以来、実に40年ぶり。悠仁さまは皇嗣である秋篠宮さまに次ぐ皇位継承順第2位とあって、次世代を支える存在であるだけに、成年式は皇室にとっても大きな節目となるだろう。

同時に、成年式に関連して早くも注目を集めているのが、秋篠宮家の長女・眞子さんが帰国する可能性だ。眞子さんは’21年10月に小室圭さんと結婚、翌11月に渡米してから現在に至るまで日本に帰国していないと見られている。

3月12日配信の『デイリー新潮』では小室夫妻の近況が写真付きで伝えられ、ゆったりとしたコートを着た眞子さんは弾けるような笑顔を見せていた。ニューヨークでの生活を満喫しているようだが、この約1カ月前には圭さんの母・小室佳代さんの著書『ブランニューデイ　あたらしい日』（内外出版社）が発売されたばかりだった。

「佳代さんのエッセイが発売されたのは2月6日でしたが、3月3日に悠仁さまが初めて臨まれた単独会見の直前だったこともあって波紋を呼んだのです。エッセイの執筆や出版に関して秋篠宮家に事前の連絡はなく、紀子さまはお怒りを隠せないご様子だったそうです。版元もほとんど宣伝活動を行っておらず、皇嗣職の職員たちも内容がわからずに戦々恐々でした。エッセイには秋篠宮ご一家や眞子さんに関する直接的な言及はなかったものの、悠仁さまにとって大切な会見を控えられていた秋篠宮ご夫妻にとって複雑な出来事でした」（皇室担当記者）

佳代さんの話題に続き、もし眞子さんが悠仁さまの成年式に合わせて帰国するとなれば、再び世間を賑わせることは間違いない。

しかし静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは、「眞子さんが帰国する可能性はかなり低いと思います」と推察し、こう続ける（以下、カッコ内は小田部さん）。

「もし帰国するとなれば、“悠仁さまの成年式より眞子さんの帰国の方が話題となり、再びマイナスの話題が世間を賑わす”危険性が高まるでしょう。秋篠宮ご一家ばかりでなく、宮内庁としても、悠仁さまの成年式が今後の皇室にとって重要な儀式だと認識していることと思います」

一時は、“元内親王の義母”になる人物として脚光を浴びた佳代さん。しかし佳代さんに元婚約者との金銭トラブルが発覚すると、たちまち眞子さんと圭さんの結婚に批判の声が相次ぐ事態に。約3年半にわたって延期された結婚は、皇室の一連の儀式が執り行われない異例のかたちとなり、眞子さんは皇籍を離脱する際に支給される一時金も辞退した。

小田部さんは、現在の眞子さんが置かれている状況について、こう語る。

「もしかすると、両親である秋篠宮ご夫妻は、眞子さんの帰国を望まれているかもしれません。しかし眞子さんと小室圭さんの結婚は認められても、一般の結納にあたる『納采の儀』などの儀式をしないままの結婚でしたので、皇室関係者、とりわけ皇族の親族方からやや距離を置かれているかたちになっています。

成年式では皇族の親族方や皇室関係者が多数参加されることになりますが、そうした時期に帰国すると、国民の関心は眞子さんに向いてしまうでしょう。その結果、悠仁さまが臨まれる成年式の重要性が弱まり、ひいては、秋篠宮ご一家に対して“全体の空気を読んでいない”といった印象を国民に与えてしまう恐れもあります。

また、秋篠宮ご一家と小室家との関係はあまり良好でないことは、小室佳代さんの著書などからも感じられますし、秋篠宮ご夫妻と小室圭さんとの関係も良好ではないようです。眞子さんが帰国することによる皇族の親族方や国民世論の動向を推測するに、あまりいい結果が生まれるとは思われにくく、悠仁さまの成年式に水を差す可能性が高い状態にあるでしょう」

眞子さんが成年式のタイミングで帰国することは、秋篠宮ご一家への逆風につながってしまう危険性を孕んでいるようだ。

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