
「ちょっと、そこ、ちゃんと整列しろよ!」こんなふうに声を荒げるのは、なぜかコーチじゃなくてアイダさんです。中3(シュン)、小6(ケンタ)、小4(コウスケ)はアイダさんの子で、全員小1からチームに所属しており、アイダさんの所属歴はチーム最長。シュンは中学でもバスケ部に入っているそうです。シュンはかつてキャプテンだったし、ケンタも現キャプテンをしています。

アイダさんはコーチよりも所属歴が長いので、リーダーのように振舞っています。とにかく「チームを自分の思い通りにしたい!」「自分色に染めたい!」という気持ちが強すぎて、アイダさんの言動がどんどん悪い方向にいっています。今年から若いコーチに変わり、アイダさんの横暴ぶりがエスカレートしてきました。


アイダさんは息子が3人とも同じバスケチームを経験したベテランママです。豊富な経験から後輩ママたちに助言する機会も多いですが、その行動は一歩踏み込みすぎていることがあります。アイダさんが体験者の入会を阻止したり、コーチに指図したりする場面が見られるのです。
礼儀にも厳しいため、日ごろから子どもたちを何度も注意しています。私から見ても、アイダさんは子どもたちから敬遠されています。
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【第2話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・吉田ぱんだ 編集・みやび