若い頃に不倫した42歳女性が「ぜんぜん結婚できない」単純な理由。後悔しても戻れない

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2025年04月05日 15:50  女子SPA!

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こんにちは。これまで3000人以上の男女の相談に乗ってきた、恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。髪もボサボサで化粧もしない“完全なる非モテ”から脱出した経験を活かし、多くの方々の「もったいない」をご指摘してきました。誰も言ってくれない「恋愛に役立つリアルな情報」をお伝えします。

女性で婚活する方が多いのは30歳前後の方々です。友人知人の結婚出産にも影響を受けますし、「30歳までに」「35歳までに」といった節目が近づくタイミングで自分のライフプランを考えてパートナー作りを始める方が多いのでしょう。

しかし、40代になってから婚活を始める方もいらっしゃいます。広告代理店勤務の女性・美香子さん(仮名・42歳)に、その事情を聞いてみました。

◆「結婚って意味あるの?」結婚に興味がなかった20代

美香子さんには副業でもクライアントがいて、お仕事は充実しているそうです。これまでWEB業界、SaaS業界で働いた経験もあり、インフルエンサーマーケティング事業の立ち上げなどにもかかわってきた彼女は、爪も髪も隅々まで手入れが行き届いた女性です。

学生時代の彼氏と社会人になっても付き合っていたものの、保守的な彼は仕事を楽しむ恋人への理解があまりなさそうでした。やがて美代子さんの仕事が忙しくなってすれ違いが生じ、お別れします。その時に、「仕事と恋愛はゼロサムの関係で両立がしづらい」と思ったそうです。

「その頃の私はなんか変に意識が高くて、結婚って制度に疑問を感じてたり、自分には向いていないと思ってたところがあります」

とはいえ明確に独身主義だったわけでもなく、あまり深く考えてはいなかったそうです。当時は合コンも多くよく誘われたため、特に出会いに困ることもありませんでした。

数ヶ月だけ付き合った男性はいたものの、それ以上深く付き合う彼氏は現れないまま30代になりました。今でこそ転職は一般的になりましたが、30歳になるころ美香子さんは3社目で働いていました。

◆4歳年上の同僚男性と一線を越えてしまった

「30歳の頃にいた会社は、メンバー100人ぐらいのベンチャー企業です。独身ばかりではなかったと思いますが、未婚既婚や年齢を詮索したり気にしたりする雰囲気はありませんでした」

新しいプロジェクトに関わり、旅行飲み会などの誘いも多く、寂しいと思うこともなかったそうです。そしてある時、プロジェクトで同じチームになった4歳年上の男性と親しくなります。

お互いに異性として意識しはじめて、一線を越えてしまいました。

二人で仕事帰りに食事することもあり、週3ぐらいで飲んでいたため、美香子さんは相手のことを当然独身だと思っていたそうです。

ところが、2人で会った時にこんなことを言われてしまいます。

◆じつは既婚者だった同僚の「ずるい言い分」

「美香子との縁は大事にしたいから初めに伝えておきたい。実は結婚していて妻と子どもがいる。でも妻との関係は冷めていて、子どもが中学を卒業したら離婚することになっているから。

私はもっと美香子のことを知りたいけど、私なんかより素敵な独身男性とも会えるはずだ。美香子が嫌ならこうして会うのはやめてもいい。これからどうする?」

男性にすっかり心が傾いていた美香子さんは、既婚者であると自分から打ち明けてくれたことで、むしろ彼を誠実とさえ思ってしまったそうです。こうして不倫関係がはじまりました。

私はこれを聞いて、口がうまくてずるい男だと感じました。

その後、30代半ばで美香子さんは別の会社に転職したため、社内不倫が同僚にバレるリスクは減ります。口がうまい彼はコミュニケーション力も高く、話していて楽しくて、行動力もあり人脈も広かったそうです。仕事で会食の機会も多いためか、デートのお店選びが洗練されていました。

美香子さんはSNSで「マッチングアプリで知り合った男性との初デートが大戸屋だった」といった投稿を見るたびに、そんな男性が本当にいるのかと疑問だったそうです。

◆彼が離婚しても、ふたりの関係は変わらなかった

しかし不倫は楽しいことばかりではありません。「このままでいいのか」と不安になることもたびたびありました。彼のことは好きでしたが、不倫関係が良いものとは思っていません。

「私に結婚願望があったら既婚者と分かった時点で別れていたけど、それがなかったから、別れるきっかけにはならなかったんです」

男性は「子どもが中学を卒業したら離婚する」と言っていましたが、当時彼の子どもは小学生低学年。中学校卒業はまだまだ先でした。それに、奥さんに不倫がバレて訴えられるリスクも常にありました。

美香子さんが40歳になるころに、彼は本当に離婚しました。しかし「離婚は本当に大変だった、もう結婚はこりごりだ」と言って結局、美香子さんとの関係に変化が見られなかったのです。

◆親の入院で気づいた「彼を家族に紹介できない」

そんなころ、美香子さんのお父さんがガンであることが分かります。父親を見舞う時に、彼氏を紹介できないことにモヤモヤしました。

その時にはもう不倫関係ではなかったので、別に彼氏として紹介しても問題なかったはずです。しかし「もし家族からなれそめなどを詳しく聞かれたら……」と思うと結局紹介できず、彼に「家族に会ってほしい」とも言えませんでした。

交際していた10年間の間に彼氏も親族を亡くしていますが、美香子さんが葬儀に呼ばれることはありませんでした。

美香子さんはとうとう彼との関係に終止符を打ち、別れることを決めました。

◆独り身になって、40代で婚活をはじめたけれど

「30代の頃は別れた方がいいかもと思いながら別れられなかったのに、今はもうお互い冷めてしまって、すんなり別れられたんです。

40代になってから仕事もやりきった感があって、この先も働くけれどキャリアとしては『見えてきた』んですよね。私と同年代のある女性が子どもの学費のことを話しているのを聞いて、同じ40代なのに背負っているものの重みが全然違うなと感じて。今さらながら、仕事以外のつながりが欲しいと思いました」

現在の美香子さんの悩みは、婚活しているのに「会って楽しい」と思える男性に全く出会えないことだそうです。

「会って楽しい男性」が未婚でアラフォー以上で残っていることはレアです。さらに、恋愛経験が豊富でコミュ力が高い元カレと比較したら、ほとんどの男性に物足りなさを感じるのではないでしょうか。

不倫にメリットはありません。ただ、別れて新たにパートナーを探そうとしてもうまくいかない、誠実な独身男性と会えても「楽しくない」と感じやすくなってしまう、そんな害があることは覚えておいてほしいです。

※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
<取材・文/菊乃>

【菊乃】
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt

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