
前回からの続き。私(30代、サガワナナミ)は1人息子(カズマ、小5)の母。息子は小3から地元のバスケチームに所属しています。バスケチームには近隣の小学校からさまざまな学年の子が来ており、放課後は週替わりで各小学校の体育館で練習しています。週末はほかのバスケチームと練習試合をすることが多く、保護者たちが持ち回りでコーチとともに引率します。チームのボスママ(40代、アイダルイコ)が気に入らない子をやめさせるなど横暴ぶりがエスカレートしてきたので、私はウンザリしています。
まるでコーチのように子どもたちを叱るアイダさんに呆れる私の隣で、リクママが「ケンタがアイダさんに言いつけているんだって」と言ってきます。ケンタはアイダさんの子どもでもあり、チームのキャプテンです。内心はわかりませんが、子どもたちは誰も、ケンタに強く言えないようです。

アイダさんが幅をきかせている状況はよくないと思いつつ、私は仕事が繁忙期でもあったので、行動には移しませんでした。また同じ時期、仕事が忙しかった私は、引率を代わってもらうことが続きます。そんなある日、残業中の私のもとに試合を終えた息子から電話がありました。


その日から、私は練習や試合に足を運ぶたび、アイダさんの視線を感じるようになりました。
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幸い、息子はいつも通りにバスケを楽しんでいます。息子の気持ちとやる気を思うと、このままバスケを続けさせてあげたいのですが、できれば健全とは言えないこの状況を変えたいです。
【第5話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・吉田ぱんだ 編集・みやび
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