サウサンプトン退団を噂されるラムズデール [写真]=Getty Images
プレミアリーグのウェストハムは、サウサンプトンに所属するイングランド代表GKアーロン・ラムズデールの獲得を検討していると、10日イギリス『タイムズ』が報じた。
現在26歳のラムズデールは、2021年夏にボーンマスからアーセナルに移籍すると、ベルント・レノとの正GK争いに勝利し、スタメンの地位を確立した。しかし、2023年夏にダビド・ラヤが加入したことで、プレータイムが激減。出場機会を求め、今シーズンからサウサンプトンへ活躍の場を移した。
サウサンプトンでは、負傷時を除いたすべてのリーグ戦に出場したラムズデール。プレータイムの確保は実現したものの、6日に行われたトッテナム戦で敗れたことで、早くも来シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)降格が決まっている。
報道によると、ラムズデールはイングランド代表での地位を守るためにプレミアリーグでのプレーを希望。同選手は、2000万ポンド(約38億円)の移籍金でサウサンプトンからの退団を認められているようだ。そこでGKの高齢化が進むウェストハムが、イングランド代表GKの補強を目指していると伝えられている。正GKのアルフォンス・アレオラは32歳、バックアップを務めるウカシュ・ファビアンスキは40歳かつ今シーズン限りで契約満了となるため、血の入れ替えが必要な時期となる。
また古巣のボーンマスやニューカッスルも、ラムズデールに関心を寄せているという。サウサンプトンと3年の契約を残すラムズデールは、週給は10万ポンド(約1890万円)と高額であるため、完全移籍ではなくレンタル移籍の可能性もあると指摘されている。