【カーリング】ロコ“ミリ単位の戦い”韓国に劇的勝利　メジャー計測制すも…スイスに敗れ３敗目

＜カーリング：プレイヤーズチャンピオンシップ＞◇10日（日本時間11日）◇カナダ・オンタリオ州トロント◇1次リーグ（8エンド制）

五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレが1次リーグで1勝3敗となった。

2連敗で迎えた第3戦、キム・ウンジ率いる韓国チームと対戦し6−5で逆転勝ちした。

第1エンド（E）に2点先制を許したが、第3Eにスチールに成功し2−2の同点に追いつく。その後交互に点を取り合い、5−5で延長戦に突入した。

先攻の相手が最終投を終え、円の中心近くには韓国の赤い石が2つ残る。後攻のロコはスキップ藤沢五月（33）がラストショットで相手の石に当てるが、ほぼ同じ位置に止まる。

メジャー計測の結果、わずかにロコが円心に近い判定で1点を追加。接戦をものにして、今大会初勝利を挙げた。

X（旧ツイッター）では「最後はメジャーで計測のミリ単位の戦いでめっちゃギリギリ」「最後までヒリヒリする試合だった」「まず1勝目良かった」「ロコ・ソラーレ劇場すぎる」などの声が寄せられた。

しかし4戦目は、ティリンツォーニ率いるスイスと対戦し3−5で敗戦。3敗目を喫した。次戦は日本時間11日午後9時から、ハッセルボリ率いるスウェーデンと対戦する。

なお日本勢ではフォルティウスが2勝1敗、北海道銀行が1勝3敗となっている。