「千と千尋」のタペストリー公開=愛知県〔地域〕

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2025年04月11日 13:01  時事通信社

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時事通信社

国内で初めて公開された「カオナシと対面する千尋」のタペストリー=11日午前、愛知県美術館
 愛知県美術館(名古屋市)で11日、宮崎駿監督のアニメ映画「千と千尋の神隠し」の一場面を描いたタペストリー(布製の壁掛け)の特別展示が始まった。公開は国内初で、8月17日まで。

 作品名は「カオナシと対面する千尋」で、高さ約3メートル、幅約7.5メートル。鮮やかに染色された糸で織り込まれ、細部まで忠実に再現されている。オービュッソン国際タピスリーセンターが約2年をかけて制作した。オービュッソンはフランス中部に位置し、15世紀ごろからタペストリーが織られてきたまちとして知られている。

 同センター総長のバレリー・シモネ氏はセレモニーで「映画の象徴的な場面を題材にした。このような文化的な企画が日本とフランスの絆を強固にしてくれると思っている」と述べた。

 展示は、大阪・関西万博との連携企画。万博のフランスパビリオンでは、アニメ映画「もののけ姫」の一場面を表現したタペストリーが展示される予定。 

このニュースに関するつぶやき

  • タペストリーになるほど人気なのか? 世界的知名度あるのは素晴らしい。 日本のアニメもレベル高いからなあ。
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