陸上の日本選手権男女1万メートルが今日12日、熊本市内のえがお健康スタジアムで行われる。
9月の世界選手権東京大会の選考を兼ねており、男女ともに参加標準記録を突破した上で3位以内となれば内定。参加標準は男子が27分00秒00、女子が30分20秒00となっている。
午後7時35分開始の男子では、パリオリンピック(五輪)同種目代表の葛西潤(24=旭化成)が2連覇を狙う。2月の香川丸亀国際ハーフマラソンで日本新記録を樹立した太田智樹(27=トヨタ自動車)、同種目日本記録保持者の塩尻和也(28=富士通)、今秋の世界選手権マラソン代表の吉田祐也(27=GMOインターネットグループ)、実業団2年目の鈴木芽吹(23=トヨタ自動車)らも力がある。
2月の別府大分毎日マラソンで2時間6分7秒の好記録をマークし、3月に青学大を卒業した若林宏樹(22)もエントリー。大学卒業とともに競技の第一線からは退いたが、この日は入社した日本生命の看板を背負って出走する。
同8時15分開始の女子は、23年世界選手権同種目7位入賞の廣中璃梨佳(24=JP日本郵政グループ)がエントリー。今秋の世界選手権マラソン代表の小林香菜(23=大塚製薬)、前回3位の兼友良夏(23=三井住友海上)らも上位をうかがう。
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