ママスタ前回からの続き。私はユイカ。夫が「3人目が生まれるときにはカケルの家に行って手伝う」と言い出して、呆れてしまいました。義弟のカケルさんの家は飛行機の距離、交通費だってわが家持ちです。夫婦2人で営んでいる美容室は私ひとりになってしまうため、単純計算でもさばけるお客さんは半分。当然ながら収入も半分になってしまいます。しかもカケルさんからお礼をもらったことは一度もありません。夫はこの状況が本当に理解できているのでしょうか……頭が痛いです。

夫が「カケルのところに3人目が生まれるときには、しばらく手伝いに行く」と宣言したことで、私は戦々恐々とし始めました。

一定期間とはいえ、収入が半分になるのはあまりにも不安です。土日も子どもたちがいるから働ける時間がぐんと減るだろうし、夫が「少し早めに行く」「ちょっと帰るのが延びる」など言い出すかもしれません。

それから私は子どもたちが寝た夜に勉強を始め、在宅でできる仕事に挑戦してみることにしました。


出産予定日はまだまだ先のはずなのに、明日からカケルさんの家に行くと言い出しました。夫が担当する予定のお客さんの予約だって入っているのに……。夫の勝手すぎる行動に、驚くと同時に呆れてしまいました。

それに、夫に急に家を空けられると困る理由がもうひとつあります。

来週は、長男ナギのダンスの発表会なのです。パパに見に来てほしいと一生懸命練習していたナギ。それなのに、夫はカケルさんを優先しようとしています……。
予定よりも早めにカケルさんの家へ行くことになった夫。「明日から行く」と言われ、私は驚いてしまいました。
美容室の予約だってたくさん入っていますし、なにより来週にはナギが通っているダンス教室の発表会だってあります。
ナギは半年ほど前から夫に「絶対見に来てね」と言っていて、一生懸命練習していたのです。ナギとの約束を破る夫を、私は許すことができません。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・Ponko 編集・海田あと
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