レアル撃破のアーセナル、リーグでは2戦連続ドロー…トーマス先制弾もブレントフォードに追い付かれる

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2025年04月13日 04:13  サッカーキング

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アーセナルはブレントフォードに勝ち切れず [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第32節が12日に行われ、アーセナルとブレントフォードが対戦した。

 2位につけるアーセナルは前節エヴァートンと引き分けに終わり、リーグ戦での連勝がストップ。2位の座こそ堅持しているものの、首位リヴァプールとの勝ち点差は「11」となり、逆転優勝は絶望的な状況となった。ブレントフォードと激突する今節は、来週のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグを見越してターンオーバーを実行。キーラン・ティアニーやジョルジーニョ、イーサン・ヌワネリらがスタメンに名を連ねた。ミッドウィークにCL王者レアル・マドリードに3−0で快勝した勢いそのままに、リーグ戦2試合ぶりの白星を飾ることはできるだろうか。

 序盤からボールを握るアーセナルだが要所でブレントフォードの強度の高い守備に苦戦。相手ゴール前に迫るシーンは作るものの、決定機を作り出すまでには至らない。22分には中盤でこぼれ球を拾われ、ミッケル・ダムスゴーからブライアン・エンベウモを経由し、右サイドを駆け上がったクリストフェル・アイエルにシュートを打たれたが、ここはGKダビド・ラヤの好セーブで凌いだ。

 26分、アーセナルはセットプレーのこぼれ球を拾って二次攻撃に繋げると、ヌワネリが右から上げたクロスにティアニーが頭で合わせてネットを揺らしたが、ここは惜しくもオフサイドの判定。35分にはウィリアン・サリバが対角線に精度の高いフィードを供給し、抜け出したガブリエウ・マルティネッリがシュートを放つも、相手DFの体を張ったブロックに阻まれる。その後もデクラン・ライスやレアンドロ・トロサールがチャンスを作ったが、GKマルク・フレッケンの牙城を崩せず、前半はスコアレスで終了した。

 後半もアーセナルがボールを握り、ブレントフォードがローブロックで構える展開となる。迎えた61分、相手のCKを直接キャッチしたGKラヤからロングカウンターを発動すると、長い距離を持ち上がったライスがボックス内右へラストパス。駆け上がったトーマス・パルティが豪快にネットを揺らし、ホームチームが先制に成功した。

 先制したアーセナルはレアル・マドリードとのセカンドレグに向けた調整も兼ねて、ブカヨ・サカやマルティン・ウーデゴーアら主力を投入。しかし74分、セットプレー後の二次攻撃で自陣左サイドを崩されると、最後はファーサイドからの折り返しをヨアヌ・ウィサに押し込まれ、試合は振り出しに戻った。85分過ぎにはジョルジーニョがプレー続行不可能となるが、交代枠を使い切っていたため10人でのプレーを余儀なくされることとなる。

 試合はこのまま終了し、両チームが勝ち点「1」ずつを分け合う結果となった。次節、アーセナルは20日にアウェイでイプスウィッチと、ブレントフォードは19日にホームでレスターと対戦する。

【スコア】
アーセナル 1−1 ブレントフォード

【得点者】
1−0 61分 トーマス・パルティ(アーセナル)
1−1 74分 ヨアヌ・ウィサ(ブレントフォード)

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