【フィギュア】宇野昌磨さん「新潟は縁」プロデュース新アイスショーを7・12から新潟で開催

2

2025年04月14日 18:01  日刊スポーツ

  • 限定公開( 2 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

新潟でアイスショーをPRする宇野昌磨さん

フィギュアスケート男子で日本最多の五輪(オリンピック)メダル3個を獲得した元世界王者、宇野昌磨さん(27)が14日、自身初プロデュースのアイスショー「Ice Brave」の広報活動のため新潟市を訪れた。「Ice Brave」は6月から愛知、福岡、新潟の3カ所で開催される。新潟は7月12、13日、MGC三菱ガス化学アイスアリーナ(新潟市)。チケットの一般販売が16日から始まる。


 ◇   ◇   ◇


宇野さんは昨年5月に競技から引退し、今回は自身がプロデューサーとして初めてアイスショーを手がける。「最初は不安でした。僕で大丈夫なのかな、と。でも、どのアイスショーもそうなんですけど、作って行く中でこれだけ頑張ったのだから多くの人に見せたい、と変わるんです。今はそれに向かって練習に励んでいる感じです」と気持ちが高まっている。キャストは本田真凜さん、本郷理華さん、中野耀司さん、唐川常人さん、櫛田一樹さん。そして競技者時代に師事したステファン・ランビエルさんがゲストスケーターとして名を連ねる。


予定の18曲中16曲が競技者時代のプログラム。「当時の懐かしさを振り返りながらも、昔の演目を今やったらどんなことになるのかなと。もちろん新たな挑戦もいくつかあって、この先どうなっていくのか、というところも楽しんでいただけたら」。既存のファンにも、初めて見る人にもインパクトのある内容にする。


タイトル「Ice Brave」は、強い気持ちで前に進む自身の選手時の軌跡に重なるものを、たくさんの候補の中から選んだ。戦闘モードを漂わせるショーのポスターも「氷を砕いている感じ。スケーターは華やかなイメージかもしれないですけど、僕は力強さを出したかった」と思い込めた。


そのためショーの雰囲気も華麗さよりエネルギッシュを追求。「ライブ感を強めて男くささ、かっこよさを出したいです。スケートの鑑賞は静かなんです。今回のショーは、それは一切なし。アイドルさんのライブのように、皆さんが声を出せる雰囲気を作れるように頑張ります」と、これまでにないものを目指す。


新潟にはアイスショーや全日本ジュニア選手権など公式戦も含めて何度も訪れている。会場のMGC三菱ガス化学アイスアリーナには「開催時期に使わせていただけるのはありがたいし、勝手もわかっているので。今までの知識を生かせます」と安心感を抱く。


「僕はお米が好き。新潟で開催するのは縁です」と笑う。「これから新潟の良さを見つけていきたいです。僕はおいしいものを食べて帰るので、皆さんはアイスショーを楽しい思い出にしていただきたいですし、そうさせます。お会いできることを楽しみにしています」とメッセージを送った。


◇「Ice Brave(アイスブレイブ)」愛知公演


愛・地球博記念公園アイススケート場


6月14(土)〜15日(日)、全3公演


福岡公演


オーヴィジョンアイスアリーナ福岡


6月21(土)〜22日(日)、全3公演


新潟公演


MGC三菱ガス化学アイスアリーナ


7月12(土)〜13日(日)、全3公演

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定