
侍ジャパンの井端弘和監督(49)が2026年3月に控える「WORLD BASEBALL CLASSIC™」(WBC)に向け、ドジャース・大谷翔平(30)の出場について「当然入ってきて欲しい選手」とラブコールを送った。
日本野球機構とNPBエンタープライズは17日、都内で会見を行い、野球日本代表“侍ジャパン”と韓国代表との初の強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国」の開催を発表。
会見に出席した井端監督は強化試合の選出メンバーについて「3月(WBC)を意識したメンバー選考になる。コーチ陣としっかりと話し合いながら決めたい」と話した。
メジャーリーグでも、エンゼルスのM.トラウト(33)をはじめ有力選手が出場意欲を示すなど、WBCの話題が連日続いている。アメリカ代表の新主将にはヤンキースのA.ジャッジ(32)が選ばれ、侍ジャパンの連覇阻止を狙う。
この日はドジャースのD.ロバーツ監督(52)も試合前に「おそらく、WBCでは私たちが最も代表選手の多いチームになると思う。ここにはベストプレーヤーがたくさんいる。だから、もし彼らが出たいと思っているなら私はサポートしていく」と選手の出場を容認する考えを示した。
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ロバーツ監督の言葉を受けた井端監督は「非常にありがたい話だなと思って」と感激。大谷のWBC出場には「当然入ってきて欲しい選手であるのは間違いないかなと思いますので」と思いを口にし「とにかく怪我なくシーズンを終えて来年のWBCに来てもらえたら非常にありがたい」と期待を寄せた。
この日ロッキーズ戦でリーグトップタイの6号本塁打を放った大谷も試合後「選んでいただけるならそれは光栄なことですし、そこまでは成績というか立場も含めてしっかりとやって。また今年1年、示していかないといけないのかなと思うので」とWBCについて言及。続けて「ほんとにまずシーズンをめいっぱい集中して、その先オフシーズンどうなるのかなっていうのをまた見たいなと思います」と考えを明らかにした。