末次由紀先生による『ちはやふる−めぐり−』特製描き下ろしイラスト 俳優・上白石萌音が、広瀬すず主演の映画『ちはやふる』から10年後の世界を描く日本テレビ系7月期連続ドラマ『ちはやふる−めぐり−』に出演し、映画シリーズからの続投を果たすことが18日、発表された。梅園高校の非常勤講師でかるた部顧問となった10年後の大江奏役を演じる。また、“10年後”の千早たちを描いた原作・末次由紀氏からの特製描き下ろしイラストも到着した。
【写真】當真あみが主演に!10年後の大江奏として上白石萌音が続投 『ちはやふる−めぐり−』は、末次由紀氏によるシリーズ累計発行部数2900万部を超える大ヒット漫画『ちはやふる』を原作とした映画『ちはやふる−上の句−』『同−下の句−』『同−結び−』の10年後の世界を描く、令和の高校生たちが青春をかけて競技かるたに挑むドラマオリジナルストーリー。映画シリーズのメインスタッフも参加している。
物語の舞台となる梅園高校の競技かるた部は部員が少なく、廃部寸前。主人公である高校2年生の幽霊部員・藍沢めぐる(當真あみ)が、新たに顧問となった大江奏(上白石)と出会い、運命が大きく動き出す。
今回は、當真と上白石の出演が発表されたほか、ドラマ化を記念して末次氏による『ちはやふる−めぐり−』特製描き下ろしイラストが公開された。イラストは、25歳の綾瀬千早たちが教師になった奏を囲んでいるというもの。中心には黒板に自己紹介を書く奏がいて、その周りを相変わらずお転婆そうな千早、スーツ姿でポーズをきめる真島太一、頭に手拭いを巻いてエプロンを身に着けた“肉まんくん”こと西田優征、白衣姿で歯を見せて笑う“机くん”こと駒野勉の4人が楽しそうに囲んでいる姿が描かれている。
末次氏は「物語の中で10年という月日が流れたように、現実の時間も重なり、その時を経た大江奏を、上白石さんが喜びをもって再び引き受けてくれたことが、本当にうれしかったです」と振り返り「ふたたび部活に奮闘することになった大江奏の姿を、漫画のキャラクターたちもきっと応援している――そんな思いを込めて、新しいイラストを描きました。新キャストの當真あみさんとともに、自由に、そして伸びやかにこの時間を楽しんでほしいという願いも込めています」とコメントを寄せた。
【コメント】
■末次由紀氏(原作)
続編の企画が進み、大江奏役を再び上白石萌音さんにお願いすることが決まったとき、上白石さんが「またかなちゃんになれるなんて」と喜んでくださったことが、とても印象に残っています。物語の中で10年という月日が流れたように、現実の時間も重なり、その時を経た大江奏を、上白石さんが喜びをもって再び引き受けてくれたことが、本当にうれしかったです。
ふたたび部活に奮闘することになった大江奏の姿を、漫画のキャラクターたちもきっと応援している。そんな思いを込めて、新しいイラストを描きました。新キャストの當真あみさんとともに、自由に、そして伸びやかにこの時間を楽しんでほしいという願いも込めています。