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若年女性を支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」の名誉を傷つけたなどとして、東京地検は「暇空茜」の名前で活動するユーチューバーの男性を名誉毀損(きそん)罪などで東京地裁に在宅起訴した。3月26日付。
起訴状によると、男性は2022年9月、コラボについて「10代の女の子をタコ部屋に住まわせて生活保護を受給させ、毎月1人6万5000円ずつ徴収している」などと自身のブログに書き込み、団体の名誉を傷つけたとされる。
23年12月には、貧困や虐待などに苦しむ子どもの支援をするNPO法人「フローレンス」会長の男性について、「うさんくせーやつ」などと書いて侮辱したとされる。
コラボ代表の仁藤夢乃さんが18日に東京都内で記者会見し、「抑止につながる厳しい判決を期待する」と話した。一方、男性は3月27日に「一部を捉えられて起訴されたのは納得がいかない」とX(ツイッター)に投稿している。
仁藤さんは民事でも男性を訴えており、東京高裁は17日、仁藤さん側に対する名誉毀損を認め、男性に計220万円の賠償を命じる判決を言い渡している。
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