限定公開( 1 )
「子どものころのあの感覚」と投稿された絵がX(Twitter)で「うわ…すごい」「すげぇ的確だな…」と共感を呼び、1000万回以上の表示数、27万以上の“いいね”を集めています。
投稿者はデザイナーの有村泰志さん。“音楽を食べる宇宙ハムスターの4兄弟”を描いたアニメーション「ブルーハムハム」の作者で、過去には「ミルクvsコーヒー」のアニメーションも話題になりました。
●初めて電車に乗ったとき……どう感じた?
今回投稿したのは、ある3枚のグラフィック。1枚目のタイトルは「初めて1人で電車に乗ったときの感覚」です。描かれているのは、東京メトロの路線図を見上げる小さなウサギ。路線図はとても大きく、とても複雑です。何を意味しているものなのかもわからず、ただグチャグチャとした線が入り乱れているように見えています。
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2枚目は「大人用プールに初めて入ってみたときの感覚」です。大きなプールに、ちょこんと浮かぶ小さなウサギ。波は海のように高く、水深はどこまでも続いているかのようです。足の下には、大きな魚が泳いでいます。
3枚目は「田舎のおばあちゃん家に初めて泊まったときの感覚」。天井はやたらと高く、空間が広く感じられます。部屋は薄暗く、奥まで無限に続いているかのようです。こけしやタヌキの置物がたくさんあり、皆がこちらを見つめています。
●「最高にわかる」など共感あつまる
有村さんはこれらの作品には生成AIを使用していることを明かし、「多くの人が持つ子どものころの曖昧で奇妙な記憶を、生成AIが生み出す違和感と結びつけて表現してみました」と語っています。
リプライ欄には、「田舎のおばあちゃん家が最高にわかります」「うわ…すごい。『そうだったそうだった…!!!』って感じ」「うっ、うわぁ…上手に再現されてるぅ…」「いつも行っているデパートで迷子になった時、急に世界が無限大に見えたものよなぁ」など、多くの共感の声が寄せられています。
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作品提供:有村泰志さん
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