3歳未勝利に出走予定のシュネーグロッケン(24年8月撮影、ユーザー提供:ぬんぬさん) 白毛一族の出身で、メイケイエールのいとことなるシュネーグロッケン(牡3、栗東・清水久詞厩舎)が、日曜京都2Rの3歳未勝利(ダ1800m)で初勝利を狙う。
シュネーグロッケンは父ナダル、母ハウナニ、母の父ロードカナロアの血統。母はJRAで2勝。祖母のユキチャンは08年の関東オークスで白毛馬による重賞初制覇を果たしたアイドルホースだ。さらに叔父のアマンテビアンコは昨年の羽田盃の覇者で、いとこのメイケイエールは22年の京王杯スプリングCなど重賞6勝の活躍馬。近親にはソダシやママコチャ、ハヤヤッコなどの活躍馬が並ぶ。
昨年8月のデビューから16着、9着、13着と大敗が続いたが、その後の休養が奏功した。復帰戦から2戦連続で3着を確保。続く前々走は8着に崩れたが、距離を1800mに延ばした前走では逃げてハナ差の2着に食い下がっている。まだ折り合いに幾らか課題が残るものの、未勝利では間違いなく力上位だ。
今回は京都に替わるが、引き続き1800mへの起用となる。売り出し中の2年目・吉村誠之助騎手も継続騎乗も頼もしく、今度こそは待望の勝ち上がりといきたい。