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米Metaは4月24日(現地時間)、Facebookのフィードにスパムが増えているというユーザーからのフィードバックを受けて「この問題の解決に取り組んでいる」とし、複数の対策を発表した。
スパムコンテンツを共有するアカウントのリーチを制限
長すぎたり、内容と無関係なキャプションや多すぎるハッシュタグを使うアカウントのコンテンツは、フォロワー以外には表示させず、収益化の対象外とする。
また、1つのスパムコンテンツを共有するために多数のアカウントを作成するいわゆるスパムネットワークに対しては、リーチを低下させ、収益化の対象外とする可能性がある。
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偽のエンゲージメントや偽アカウントの削除
組織的な偽のエンゲージメント(偽コメントなど)は表示されにくくなる。また、リーチ数を増やす目的で作成されたページの削除を継続する。昨年1年で1億以上の偽ページを削除した。
また、無関係だったり、不適切なコメントを通報する機能をテストしている。
偽アカウントについては、昨年1年で2300万件以上の偽プロフィールを削除した。
オリジナルコンテンツのクリエイターの保護
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クリエイターの許可なくコンテンツを再利用する行為を防ぐため、「Rights Manager」機能を強化してオリジナルコンテンツの保護を支援する。
Metaは3月には、「失われてしまった友達の魔法」を復活させるために、友達タブを更新すると発表した。
同社は今後も、こうした「OG」(元祖といった意味のスラング)Facebook体験を追加していくとしている。
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