今週(4月21日週)登場したマザーボードでは、NZXTのATXモデル「N9 X870E」が目立っていた。Ryzen 9000/8000/7000シリーズに対応するAMD X870Eチップセットを搭載しており、カラーバリエーションはブラックとホワイトをそろえる。価格は共に9万5000円強だ。
●M.2 SSDスロットを4基備え5GbE搭載――注目される「N9 X870E」
同社のマザーボードは、ちょうど2年前となる2023年4月に登場した「N7 Z790」と「N7 B650E」以来となる。N9 X870EはM.2 SSDスロットを4基(うち1基はPCIe 5.0対応)備え、ネットワークは5GbE対応の有線LANとWi-Fi 7の無線LAN、Bluetooth 5.4に対応する。
売れ行きはショップによってまちまちだが、ホワイトが先行して売れているという声をよく耳にした。パソコンSHOPアークは「既にホワイトは売り切れました。なかなか高価なマザーボードですが、NZXTファンは一定数いますからね」という。
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●microSD Express対応のカードリーダーや多機能HDDスタンドが登場
ストレージ関連では、SanDiskからカードリーダー「PRO-READER SD Express Dual Card」が登場している。テクノハウス東映の価格は1万4500円だ。
Nintendo Switch 2が外部メディアに採用しているmicroSD Expressと、SD Expressスロットを各1基備え、PCとはUSB 3.2 Gen 2で接続する。
センチュリーからはHDDスタンド「裸族のお立ち台 M.2ダブスタンディング プラス」が売り出されている。SATA接続の3.5インチ/2.5インチドライブスロットの他に、M.2 SSDを挿せる2基のスロット(横幅が約28mmまでのヒートシンクに対応)も備えているのが特徴だ。PCとの接続はUSB Type-C(USB 3.2 Gen 2)となる。価格は1万円弱だ。
入荷したTSUKUMO eX.は「クローン機能などはなく、シンプルに複数のストレージが抜き出しできる多機能なスタンドという位置付けですね。いろいろな形状のドライブを外付けにしたい人に良いかなと思います」と話していた。
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