ママスタ義母からのプレゼント攻撃に参っているママは少なくないかもしれません。ママがもらって嬉しい物ならいいものの、まったくいらない物を押し付けられると断りにくいし、困ってしまいますよね。先日ママスタコミュニティには「私は使わないから、これ使って」「嫌だったら捨ててもいいから」という表現について問う、こんな投稿がありました。
『義母は福袋とかセールが好きです。3連休のときに大きな袋を抱えてうちにきました。福袋に入っていたらしいチンドン屋みたいな鞄と傘。義母「あんたはいつも地味なのよ。このくらい派手じゃないと。使って!」、私「いいえ、お構いなく」。福袋に入っていたド派手で重い長財布。義母「私は使わないから。これ使って」、私「私は二つ折り財布しか使わないので結構です」。福袋に入っていた中途半端な長さのアクリル毛布。義母「嫌だったら捨ててもいいから使って」、私「捨ててもいい物を渡すんですか?」。こう言ったら義母は「気分が悪い」と言って、怒って帰っていきました』
投稿者さんは「私は使わないからこれ使って」「嫌だったら捨ててもいいから」と言いながら、いらない物を渡してくる義母にイライラしていることを綴っていました。この投稿にママたちからはどのようなコメントが寄せられたでしょうか。
「よかったら使う?」くらいの言い方ならいいのに
『私も嫌い。「私は使わないんだけど、よかったら使う?」くらいならいい。捨てるのは自分でやってほしい』
『「いらないんだけど、よかったら使う? いらないならこっちで処分するから」なら理解できる』
『自分がいらない物を人に渡そうとするほうが失礼だって気づいてほしいよね』
投稿者さんに共感するママが多かった今回の投稿。特に「私は使わないから」と自分のいらない物を渡してくる行為は、まるでごみ処理にでも使われた気分になって不快だという意見が寄せられていました。一方で「もしよかったら使って」という言い方であれば、受け取るこちらも嫌な気分にならないという意見も。同じ行動でも義母は態度や言い方を変えれば、投稿者さんもイライラしないかもしれませんね。
『かと言って「あなたに似合うと思って買ってきたのよ」と、チンドン屋みたいな服を差し出されても困るわけで。表現がどうこうというより、あなたの気持ちお構いなしに勝手に押し付けてくるところがアウトだよね。しかも自分がいらない物』
いらない物を押し付けられるのも嫌ですが、「あなたに似合うと思ってあなたのために買ってきた」と言われて渡されるのも、それはそれで困ってしまいます。今回の件ではどんな言い方にせよ、義母が投稿者さんの都合や気持ちを考えることなく、自分があげたいからあげているという自分勝手な行動に批判が集まっているのではないでしょうか。投稿者さんに何かをあげたいなら、事前にほしい物を聞くなどしてくれたらありがたいですが、そうではなく自分本位で物を渡してくるところに義母の身勝手さがうかがえますよね。
義母は気を遣わせたくないから「私は使わないから」と言ってきた?
『気を遣わせたくなくてそう言っているんでしょ』
『手土産のマナーも昔は「つまらないものですが……」だったけど、今は「おいしいケーキ屋さんのです」に変わったから、そのうち変わるんじゃないかな? つまらないものを人に渡すのは失礼だってね』
一方で義母はマナーのつもりでそう言っているのでは? という指摘もありました。投稿者さんに「わざわざ持ってきてくれるなんて」「義母がお金を出して買った物をもらえません」と申し訳なさを感じてほしくないがために、「私は使わないから」と言ってきた可能性もあります。また日本ならではマナーとして、渡す物を謙遜の気持ちで少し下げた言い方をすることもあります。義母はマナーに則ってそのような言い方をしているのかもしれませんね。
旦那さん経由で伝えてもらうのもあり?
『「これ素敵じゃないですか! ほしい人がきっといるから、その方に差し上げてください!」で有無を言わさず突き返す。私のために買ってきた高そうなバッグだとわかっていても、受け取ってこの先同じような物を何個も買ってくれてもお互いのためにならない』
『断れないなら旦那さんに処分してもらったら? 私は留守中に無断で置いていかれた物を全て旦那に処分させたら、旦那が義母にもう持ってくるなと電話していたよ』
『「最近は捨てるのもお金がかかったりするので」という言い方ではだめかな』
投稿者さんは「捨ててもいい物を渡すんですか?」と言い返したことで、義母が怒って帰ってしまったことも綴っていました。義母にハッキリと物申したのは立派ですよね。しかしママたちのなかには「ほしい物はいる、いらない物はいらないとだけ言えばいい」「いちいち揉めたくないから、その場では全部受け取っていらない物は処分する」というコメントもありました。義母との関係性にもよりますが、関係が拗れないようにやり過ごすという人は多いかもしれませんね。ただしハッキリと「いらない物はほしくありません」と伝えることは、今後同じようなことが起きないようにするためにも大切なことでしょう。「捨てるのもお金がかかるので、引き取ってもらえませんか?」と処分にも困ってしまうことを正直に言ったり、旦那さん経由で義母に伝えてもらったり。そんなふうにしながら義母からのプレゼント攻撃をかわしていけば、次第になくなっていくのではないでしょうか。
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・マメ美
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