米Googleは4月30日(現地時間)、AIアシスタント「Gemini」の最新アップデートで、新たに画像編集機能を導入したと発表した。テキストによるプロンプトを入力するだけで、「背景の変更」や「オブジェクトの追加・入れ替え」といった編集が可能となる。なお、5月2日現在、日本ではまだ利用できないようだ。
【画像はこちら】「野球帽をかぶせて」「背景を砂浜に変更して」…簡単な指示で、どんどん編集されていく犬の画像
この機能は、アップロードした画像と、Geminiで生成した画像の両方に適用可能。例えば自分の顔写真を用意し、「髪の色を変えて」と指示すると、AIが自動で編集を行う。
Geminiアプリの公式Xアカウントでは、「ダルメシアンの画像を生成して」というプロンプトにより芝生に座る犬の画像を生成した後、「文字やロゴのない黄色い野球帽をかぶせて」「背景を砂浜に変更して」といった指示で、画像が編集されていく様子を紹介している。
Googleは、この機能を4月30日から段階的に提供開始しており、今後数週間以内に45以上の言語・ほとんどの国で利用可能になる見通しとしている。
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同機能で生成・編集された画像には、デジタル透かし「SynthID」を埋め込むとしている。同社はあわせて、Geminiで生成するすべての画像に、目視可能な透かしを埋め込む実験を進めていると明かした。
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