
■MLB ブレーブス−ドジャース(日本時間4日、トゥルイスト・パーク)
ドジャース大谷翔平(30)が敵地でのブレーブス戦に“1番・DH”で出場し、1対1の同点で迎えた3回の第2打席で8号ホームランを放った。メジャー初勝利を目指す先発佐々木朗希(23)に援護点をプレゼントした。
前日3日は6試合ぶりのノーヒットだった大谷、この日は試合予定時間に雨予報となり試合が3時間遅延した。
ブレーブスの先発はS.シュウェレンバック(24)。昨季1度だけ対戦したが、3打数無安打。なかなかデータのない投手に1回、第1打席、ストレートをセンター前へ2試合ぶりのヒット。
そして、3回の第2打席、甘く入ってきたカーブを逃さずに強振すると、打球は軽々とフェンスオーバー、打球速度は172.3キロ、飛距離は126.5m、打球角度は35度と高い放物線を描いた3試合ぶりの8号ホームランとなった。3時間待っていた敵地のファンも大歓声を挙げていた。
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今季のオールスターゲーム(7月)が行われるスタジアムで、2022年7月以来、約3年ぶりのアーチで2本目、5月初アーチに敵地でも騒然となった。
ナ・リーグ本塁打争いは、E.スアレス(33、ダイヤモンドバックス)とK.シュワーバー(32、フィリーズ)が10本でトップ。2位は9本でチームメイトのT.ヘルナンデス(32)、J.ウッド(ナショナルズ)、鈴木誠也(30、カブス)らが追走している。
今季チーム33試合目で8号に到達した大谷は、シーズン39.2本ペース。54本放った昨年は35試合目で8号、昨年の5月は7本をマークした。