<稼げない負い目>専業主婦のみんな〜、引きこもってる?用事がなければ出かけないけど、いいのかな…

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2025年05月04日 13:30  ママスタセレクト

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ママスタコミュニティにはフルタイムで働くママからパートで働くママ、専業主婦のママも集まります。今回あがったのは、専業主婦をされている方からの投稿。最近ネットニュースで専業主婦にまつわる記事を目にし、気になったことがあるといいます。それは、「専業主婦は引きこもりになりがち」という話題で……?

家族以外の誰かと半年会っていなければ「引きこもり」?


『改めて考えてみると買い物や人との約束がない限り、私も家から出ていない気がします。これって引きこもり? それとも自分では外に出たいのに、なぜか出ることができない状態が引きこもり?』
用事がない限りは出歩かないという、投稿者さん。お金をムダ遣いしたくないそうです。「ウォーキングだけで外に出られる前向きな人って、すごいなと思う」のだとか。この投稿には、ママたちの思う引きこもりについてのさまざまな考察が寄せられました。「買い物も、人と約束をしても出られないのが引きこもりだから、投稿者さんは違うのでは」という意見もあります。
厚生労働省が発表する「ひきこもりの定義」によれば、引きこもりとは
『様々な要因の結果として社会的参加(就学、就労、家庭外での交遊など)を回避し、原則的には6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態を指す現象概念(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)』
引用:厚生労働省|報道・広報|「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」|p1
とあります。投稿者さんは就学・就労していませんが、人と会う約束など「家庭外での交遊」はしています。つまり、引きこもりには該当しないと考えられます。
『専業主婦のなかにもいるだろうけど、当てはまる人は老若男女いるよね』
就学・就労している人は該当しないという定義なので、そのどちらでもない専業主婦は当てはまりやすくなるのかもしれません。しかし働いていないという点でいえば、仕事を引退した高齢者なども同じです。
『引きこもりと出不精の専業主婦は別物かな。それなら仕事のやり取りもほぼメールで、在宅ワークしてる人も引きこもりになる』
他者との交流が少ないということからいえば、たしかに在宅ワークをしている人も同様です。実際に自宅で仕事をしているという方からも「この形態で仕事をしているのは、引きこもりになりたかったから」という声が届きました。「なるべく家から出たくないし、人に会いたくない。それが理由で仕事を断る場合すらある。本音では電話も嫌」と、徹底しています。就労しているので先に挙げた引きこもりの定義には当てはまりませんが、ニュアンス的には近いものがありそうです。

友達なし、買い物はネット。「引きこもり」を自称するママたち

『それが普通では? 用事もないのに外に出て、人とコミュニケーションを取る必要なんてない。学生でも仕事していても、必要最低限のことしかしない人はたくさんいる』
「引きこもり」を自称する方からのコメントも相次ぎました。
『週に一度買い物に行く以外、出かけない。友達もいないからランチの約束もない。子どもの送迎もない。外に出たいとは思わない。家のなかが大好き』
先日は連続10日間家から出なかったという、こちらの方。唯一の例外がゴミ出しだったそうで、「でも戸建て回収だから、自宅敷地内の行動」。お子さんたちは高校生だといいます。
人づきあいが苦手でも、なんのかんので周囲と交流しなくてはいけない場合もあるのがママ。子どもが小さいと公園や児童館など、外に出る機会は多いもの。学校の活動で初対面のママと協力しなくてはいけないこともあります。習い事や塾の送迎をするママも少なくありません。中学生になれば、部活動のサポートなどで駆り出される場合も。ある程度子どもが手を離れる年齢にならないと、引きこもるのは難しいのかもしれません。「子どもが大きいのかな? うらやましい。私も早く引きこもりになりたい」というコメントもありました。
『買い物はまとめ買いにして、あまり外に出ないようにしている。それさえ近所のスーパー』
買い物が外に出る唯一の機会、という方もいるようです。なかには「食材も宅配だし、コンビニすら行かない」という声も。たしかに、ネットショッピングで完結すれば外に出る必要はありませんね。
『夫の転勤があり仕事を辞めて引っ越したので、近所に知り合いもいない。家族以外との会話はほぼない。習い事でもすればいいんだろうけど、外に出るとお金もかかる。無意識に必要以上の外出を避けているかも』
近くに知り合いがいないと、他者との交遊は生まれにくいもの。孤独になりやすい環境にあるといえそうです。ただ一方で、「人づきあいが面倒で嫌い。今はごく狭い交友関係しかないので、ストレスフリー」という方もいます。とにかく誰かとつながりたいと出会いを求めるのか、孤独でも平気と出会いを避けるのか。人それぞれに選ぶ方向は違うでしょう。

本人が満足していれば問題なし。インドアライフを楽しもう



「家族以外の誰とも関わりがないと視野が狭くなるし、子どもやダンナへの執着がすごくなりそう」という、引きこもりがちな人を心配するコメントもありました。しかし、多数を占めたのは意外にも肯定派の声。
『用事もないのに外に出るのがいいというような風潮、なんでだろう? そういう圧みたいなものがあるよね』
ずっと家にいると内向きになりやすい気分が、外に出ることで一転する可能性はあるでしょう。たまには日光を浴びたほうが心身ともに健康になれそうです。ただ、わざわざ他者と交遊せずともそれは十分に可能。散歩やウォーキングでも事足ります。
『インドア派かアウトドア派かの違いでは?  本人がいいならいいと思うけど』
本人と、そして家族が快適なのであれば、何も問題ないのではないでしょうか。今は誰かとつながりたいという希望を、リアルではなくネットでかなえることもできる時代です。SNSで誰かと交流したり、世界を広げたいならオンラインで習い事をするのもアリ。年に一度でも、友達と会ってランチするような機会があればなお楽しいですね。それはもう引きこもりではなく、インドア好きというその人のライフスタイルです。堂々と胸を張り、おうちライフを満喫してください。

文・鈴木麻子 編集・みやび イラスト・加藤みちか

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