太田光、神奈川県警対応に言及「窓ガラスが割られたらすでに『事件』」川崎・女性遺体遺棄めぐり

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2025年05月04日 16:40  日刊スポーツ

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爆笑問題の太田光(2021年2月撮影)

爆笑問題の太田光(59)は4日、MCを務めるTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演。川崎市内の住宅で一部白骨化した遺体が見つかった事件で、神奈川県警が3日、死体遺棄容疑で男を逮捕した事案をめぐり、県警の対応に言及した。


今回の事件では、ストーカー被害を受けていたアルバイト岡崎彩咲陽(あさひ)さん(20)の元交際相手、白井秀征容疑者(27)が3日、渡航先の海外から帰国後、神奈川県警に任意同行を求められ同日夜、同容疑で逮捕された。容疑を認めているという。昨年12月20日ごろから今年4月30日、川崎市の自宅に岡崎さんの遺体を遺棄した疑い。県警は4月30日、ストーカー規制法違反容疑で白井容疑者の自宅を家宅捜索した際、床下にあったバッグから遺体を発見。3日、遺体は岡崎さんと確認された。


一方、岡崎さんの家族は、ストーカー被害を訴えていたにもかかわらず警察の対応が適切ではなかったと主張し、「警察の捜査が間違っていたから娘が亡くなった」と批判している。番組では、「(去年12月)20日にいなくなって、それからずっと連絡が取れなくて警察にも届けを出したが『事件性がない』と言われた」とする岡崎さんの父親のコメントも報じた。


また、被害者が行方不明になる直前、身を寄せていた祖母宅の窓ガラスが割られたとして祖母が警察に通報したが、祖母は報道陣の取材に、警察から「事件性はない」との対応を受けたという趣旨のコメントをしている。警察側は当初、岡崎さんからストーカー被害の相談を受けた認識はなかったなどと説明。対応に問題がなかったかどうかは、今後の捜査で全容を解明することで確認するとしている。


太田は、一連の経緯を踏まえ「『事件性』というより、窓ガラスが割られたことはすでに事件」と指摘。これに、元経産省官僚で内閣官房参与も務めた慶大大学院教授の岸博幸氏が「間違いなく事件ですよ。中からああいう割れ方をすることはありませんから」と応じると、太田は「ストーカーと関係なくても、ああいうことがあったら捜査をしてもらわなければ困ります」と指摘した。岸氏は「それは当たり前です。それをやらずに『必要な対応をやった』なんて、だれも信じませんよ」と訴えた。

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