カージナルス、今季最長5連勝で借金完済　ヌートバーが先制打含む今季初の猛打賞で貢献

○　カージナルス　5−0　パイレーツ　●
＜現地時間5月7日　ブッシュ・スタジアム＞



　セントルイス・カージナルスが同地区パイレーツとの本拠地3連戦をスイープ。ラーズ・ヌートバー外野手（27）は「1番・左翼手」でフル出場し、先制適時打など3安打を放つ活躍を収めた。



　カージナルスは3回裏、一死一塁からヌートバーが右中間へヒットを運ぶと、スタートを切っていた一塁走者ビクター・スコットが一気に先制のホームイン。さらに、2番メイシン・ウィンが一塁線への適時二塁打で続き、この回2点を挙げた。5回裏にはウィンが2打席連続となる適時二塁打を放って追加点を奪い、3点リードで試合を折り返した。



　投げてはエース右腕ソニー・グレイが89球で7回を投げ切り、2被安打、8奪三振、無失点の快投で今季4勝目をマーク。リリーフ2投手が繋いで完封リレーを締め括った。今季初の5連勝を収めたカージナルスは、3度の同地区カードに東地区首位メッツとの対戦を加えた13連戦を9勝4敗と大きく勝ち越し。4月16日以来、約3週間ぶりの勝率5割復帰を果たしている。



　この試合のヌートバーは4打数3安打、1打点、1得点という内容で今季初の猛打賞を記録。今季成績は打率.246、5本塁打、OPS.782となっている。