ママスタ
子どもが幼稚園や保育園、学校に通うようになると親向けに授業参観や懇談会のお知らせが届くようになります。懇談会に出席すれば園や学校での子どもの様子を知れたり、授業で取り組んだ数々の作品を目の当たりにできたりするかもしれません。しかしなかなか足が向かないママもいるでしょう。ママスタコミュニティには、そんなママから投稿が寄せられました。
『懇談会って自己紹介あるよね。さぼってもいい?』
投稿者さんは、懇談会での自己紹介にあまりいい思いを抱けずにいる様子。懇談会を欠席する選択をしてもいいか迷っているのでしょう、他のママたちの声を聞きたいと思ったようです。
役員決めがなければ、行かなくても……
『いても、いなくてもわからない』
『役員が免除なら』
『行かなくても、あとからプリントをもらえるし大丈夫』
懇談会に出席した方がいいと思っていても、さまざまな事情で都合がつかない日もあるでしょう。しかし学校によっては年度はじめの懇談会で、その年の役員決めを予定しているところもあるのだとか。懇談会を欠席することで不利益が生じないよう、役員決めの方法がどのようなものか、あらかじめ確認しておいた方がいいかもしれません。
懇談会って、どんな感じで進められていた?
懇談会で自己紹介と言われても何を話せばいいのか、すぐに浮かびませんよね。他のママたちと同じように話せばいいと思っても、人前で話すのが得意な人ばかりではない気もします。これまで懇談会はどのような感じで進められていたのでしょうか。
自己紹介はカンタンでもOK!
『子どもの名前と「よろしくお願いします」だけ』
『今日行ってきた。先頭の人が長々としゃべるタイプで、同じように長々としゃべる人ばかりで地獄だった』
懇親会での自己紹介で長々話す人がいたとしても、マイペースに子どもの名前と「よろしくお願いします」にとどめたと話すママも。たしかに懇談会のわずかな時間にさまざまな情報を盛り込まれても覚えていられなかったり、逆に情報が少なくても問題なかったりするものです。自己紹介が苦手なのであれば、多くを語らずにやり過ごす手もあるでしょう。
クラスのママや先生からの無茶ぶりも!?
『オススメの遊び場を教えてください』
『子どもの悪いところ』
『子どもの好きなキャラクター』
『どんなお子さんか教えてください』
『お子さんの自慢ポイント』
『子どもの自己紹介を俳句で言って』
『子どもが頑張っていること、成長したこと』
懇親会は毎年のことなので、当然ですが先生やきょうだいが上にいる子のママの方が場慣れしているでしょう。経験から話を盛り上げようとしてくれているのかもしれませんが、「自己紹介を俳句」など思わぬ無茶ぶりもあるようですね。その場で考えるのが苦手な場合は、他のママたちが聞かれたことを参考にイメージトレーニングをして懇談会に出席するのもいいかもしれません。
懇談会に出席するメリットは?
『お子さんと保護者がどういう人なのかわかるから、後日子どもから話を聞いたときに容易に想像できて会話が盛り上がる』
『先生の様子を見ることができる』
『その学年で注意してほしいことや勉強の仕方など、要点を絞った説明だったよ。結構大切なことを話してもらえたから、できるかぎり出席したわ』
『入試関連で願書や内申書がペーパーレスになって、家庭でやることが増えてきた。毎年こまごまやり方が変わってきているから、聞き逃すわけにはいかない』
忙しいママたちがわざわざ時間を作って懇談会に出席するのには、先生やクラスの様子が感じられるなどのメリットもあるようです。また学年が上がっていくと高校受験などに向けた説明や、勉強の進め方などを聞けるチャンスも。いざ高校受験などで自分が手続きを代行することになったら困らないようにと考えて、懇談会に出席しているママもいるのでしょう。
保護者の自己紹介よりも、逆質問してみる?
子どもが年齢を重ねていくにつれて、ママ同士が仲よくなったり面識があったりするパターンもあります。あるママからはこんな声が届きました。
『先生の紹介と、先生から見たクラスや子どもたちの様子が知りたいよね』
保護者の自己紹介は毎回のように求められますが、学年があがるにつれてママたちからすると顔見知りばかりになってきます。知ってるママばかりになってくると先生の自己紹介やクラスの様子を聞く方が有意義な懇談会だと言えるのかもしれません。
懇親会は子どもや学校のことを知るチャンスでもありますが、何度経験しても慣れないのが自己紹介のあの雰囲気。他のママたちの視線を感じながら、自分のことを話さなくてはいけないなんて緊張しますし気乗りしませんよね。そしてそんな雰囲気を和ませるために先生から無茶ぶりがあるかもしれません。もちろん無茶ぶりにのるのもいいのでしょうが、逆にママたちから先生に質問をしてみるのはいかがでしょうか。先生から見たクラスや子どものことを聞いたり、気楽な雰囲気で先生やクラスのママたちと話したりできれば、ママ1人にかかる緊張や不安軽減につながるかもしれませんよ。
文・藤まゆ花 編集・ここのえ イラスト・Ponko
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