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帝国データバンクは5月16日、2024年度の脱毛業界の倒産件数が18件に達し、過去最多を更新したと発表した。
2024年度の「脱毛業界」の倒産は18件発生した。前年度(8件)から倍増し、過去最多を更新した。過去2年間で少なくとも推計延べ30万人の利用者が被害に遭ったとみられるという。
脱毛事業者約50社のうち、2023年度は4割超が赤字となり、「減益」を含めた「業績悪化」の割合は63.0%だった。2024年4月時点で、「赤字」の事業者が43.8%に上ったことが判明した。
帝国データバンクは、「高価格モデルの限界・固定費負担の増大・消費マインドの低下の三重苦に直面し、経営難に陥る事業者が増えている」と分析している。
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5月16日には、脱毛サロン・ミュゼプラチナムを運営するMPH(東京都大田区)が、債権者より破産を申し立てられた。破産手続き開始決定が下りた場合、脱毛サロン・クリニックとして過去最大の倒産となる見込みだという。
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