中川翔子、目に涙を浮かべ楳図かずおさん偲ぶ「本当に先生、さみしいです」

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2025年05月28日 14:18  ORICON NEWS

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『楳図かずお サバラ!お別れの会』囲み取材に参加した中川翔子 (C)ORICON NewS inc.
 昨年10月28日に亡くなった漫画家・楳図かずおさん(享年88)のお別れの会『楳図かずお サバラ! お別れの会』が28日、都内で営まれた。開始前の囲み取材に、タレントの中川翔子が出席し、楳図さんを偲んだ。

【写真】グワシ!らしさが光った楳図かずおさんの祭壇

 中川は「楳図先生の描いてくださった漫画は、漫画という枠を超越した、怖いだけじゃなくて美しい、さまざまな感情をイマジネーションさせてくれる本当に宇宙の中でも特異点だったなと感じています」と力説。

 また、「私も漂流教室の翔ちゃんから翔子という名前を勝手にいただいた」と自身の名前の由来を明かしたほか、「お会いしたときには、あの怖いタッチからは想像できないくらい、いつも笑顔の印象で、先生からいただいた『またね』の言葉をいつも胸に生きてきました。直接『またね』と言えない日が来てしまったのが本当に今も信じられない気持ち」と目に涙を浮かべて心境を明かした。

 中川は「先生の功績を次の世代までずっとずっと語り継いでいくこと、先生に大好きを伝え続けること、これが使命なんじゃないかなと思っています」と力を込め、「本当に先生、さみしいです」とつぶやいた。

 取材にはほかに、漫画家の里中満智子氏、伊藤潤二氏、高橋のぼる氏が出席した。

 楳図さんは1936年、和歌山県高野山に生まれ、奈良県で育つ。小学校4年生で漫画を描き始め、高校3年生の時、『別世界』『森の兄妹』をトモブック社から単行本で出版し、デビュー。『へび少女』『猫目小僧』などのヒット作により、“ホラー漫画の神様”と呼ばれる一方、『まことちゃん』でギャグの才能も発揮。作中のギャグ“グワシ”は社会現象となった。

 このほか、『おろち』『洗礼』『わたしは真悟』『神の左手悪魔の右手』『14歳』など、数多くのヒット作を生み出す。2022年、27年ぶりの新作『20KU-SHINGO』を発表。その他、タレント、歌手、映画監督など多数の肩書きを持ち、さまざまなジャンルで活躍。75年『漂流教室』ほかで第20回小学館漫画賞受賞、18年『わたしは真悟』で仏・アングレーム国際漫画祭「遺産賞」受賞、19年文化庁長官表彰受賞、23年第27回手塚治虫文化賞・特別賞受賞。

このニュースに関するつぶやき

  • 楳図 かずお 先生のホラー漫画を初めて読んだのは小学生低学年の頃�ع� トラウマ以前の問題で、あまりの絵柄の恐さで、先のページを開くことすら出来なかったなぁ���ä���
    • イイネ!4
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