スノーボード、ソチオリンピック™銀メダリストの竹内智香（41、広島ガス）が29日、都内で会見を行い、「2025⁻26年シーズン、オリンピックシーズンをもって競技の世界から退く」と、来季限りでの現役引退を発表した。
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竹内は高校在学中の2002年にソルトレークシティオリンピック™に初出場。06年トリノ大会9位、10年バンクーバー13位、そして4大会目の14年ソチ五輪で銀メダルを獲得した。その後も競技を続け、18年平昌は5位。38歳で6度目の北京大会にも出場した。
競技歴27年の竹内は「去年の夏、雪上に戻ったときに腰が痛くて、歩くのも厳しい状態で、選手として厳しいかなと、そろそろ退くときが来ているのかな」と、引退の理由を語った。それでも、「今年1月、スイスのワールドカップで表彰台に上がることができて、オリンピックの派遣基準、選考基準がクリアできたことで、もう1回神様がオリンピックまで全力で頑張りなさいと言ってくれている」と、ミラノ・コルティナ五輪までの現役続行を決意。
「もう一度アスリートとして24時間、自分のために時間を使って、もう一回競技者として本気で勝ちにいくような取り組みをしたい」と口にし、「オリンピックは4年に一度で、独特の雰囲気があってすごく難しいからこそ、今の私には大きなチャンスもあるんじゃないかと思っているので、もう一度金メダルを取りにいくような取り組みを1年間したい」と、金メダルを目指すと意気込んだ。
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会見には、柔道で五輪3連覇を達成した野村忠宏さん（50）も出席し、「今日（竹内選手の）喋りを聞いたけど、めちゃくちゃ喋りうまいですよね。引退してからも心配ない」と会場を沸かせ、「選手としての集大成として最後ね、輝く姿を見たい」とエールを送った。
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