今季4敗目を喫したドジャース・山本由伸(写真=GettyImages)● ドジャース 3−7 ヤンキース ○
<現地時間6月1日 ドジャー・スタジアム>
ロサンゼルス・ドジャースがヤンキースとのカード最終戦に敗戦。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場するも4打席ノーヒット。先発登板した山本由伸投手(26)は4回途中4失点という投球で今季4敗目を喫した。
山本は3連戦スイープの懸かる先発マウンドに上がるも、初回に二死一、二塁とピンチを背負い、5番ドミンゲスの適時打で先制点を献上。2回裏にトミー・エドマンの9号ソロで一時同点に追い付いてもらったが、直後の3回表に4番ライスに12号2ランを浴びるなど3点を失い、4回投げ切れずに投手交代が告げられた。
打線は昨季途中までドジャースに所属していた先発左腕ヤーブローに対して6回まで1得点のみと苦戦。5点を追う7回裏、2番手右腕ロアイシガの代わり端を捉えてアンディ・パヘスが11号、マックス・マンシーが7号とともに2試合連発のソロ本塁打を放つも反撃及ばず。昨季ワールドシリーズの再戦カードを2勝1敗で終えた。
大谷は左腕ヤーブローに対して3打席凡退が続くなど4打数無安打、1三振に終わり、今季成績は打率.293、22本塁打、OPS1.045。過去2度に渡って月間MVPを受賞している得意の6月はノーヒットでの開幕となった。
また、山本は今季最短の3回2/3で降板し、96球を投げて7被安打、3四球、2奪三振、4失点という投球。今季12戦目を終えて6勝4敗、試合前時点でナショナル・リーグ2位だった防御率は「1.97」から「2.39」に悪化した。