画像提供:マイナビニュースLINEヤフーは、同社が運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」において、全国の女子高校生を対象に2025年に流行しそうな言葉や、今年は使わなさそうだと思う昨年の流行語に関する調査を実施した。
○2025年に流行しそうな言葉、1位は「エッホエッホ」
女子高校生に今年一番流行しそうな言葉について自由記述形式で回答してもらったところ、1位となったのは「エッホエッホ」で、1割強の支持を集めた。この言葉は、オランダの写真家が撮影したフクロウの赤ちゃんが「エッホエッホ」と走る姿をおさめた写真がSNSで拡散され、インフルエンサーにより広まったことがきっかけとなっている。
2位以降は「〇〇界隈」「ビジュイイじゃん」「メロい」が続いた。「〇〇界隈」は、特定の趣味や関心を持つ人々の集まりを示す言葉として定着してきており、オタク文化や推し活とともに認知も広がっている。「ビジュイイじゃん(今日ビジュイイじゃんも含む)」は、ボーイズグループ「M!LK」の楽曲『イイじゃん』の歌詞が元になった言葉で、SNSの投稿内容を褒めるときに使われることも多く、女子高校生の間でコミュニケーションに使われている。
「メロい」は、もともとアイドルやキャラクターなどに心を奪われた状態を指す言葉だったが、現在ではSNSを中心に幅広く使われており、かわいいものや感動するものに対して使うケースも多い。
昨年(2024年)の調査で、女子高校生の間で流行りそうといわれていた「それガーチャー!ほんまゴメンやで」「それな」「猫ミーム」などは、今年はすべてランキング外となっており、トレンドの移り変わりがみられた。
○今年使わなさそうな昨年の流行語、1位は「おったまgetdown」
女子高校生に、昨年(2024年)「流行しそう/流行した」と話題になった言葉を中心に、今年(2025年)は使わなさそうだと思う言葉を聞いたところ、1位となったのは「おったまgetdown」だった。この言葉は、インフルエンサーが「おったまげた」という意味で使用したことがきっかけに流行した。
2位は同名のアニメ作品がきっかけとなった「しかのこのこのここしたんたん」、3位は2024年放送のテレビドラマ「不適切にもほどがある!」を省略した言葉「ふてほど」だった。4位以降は、「無課金おじさん」「それガーチャー!ほんまゴメンやで」「まじまじまじんがー」「猫ミーム」が続いた。
また、昨年の調査で女子高校生が選ぶ"流行りそうな言葉"の1位となっていた「それガーチャー!ほんまゴメンやで」は、今年は"使わなさそうな言葉"で5位に入り、6割台半ばの高い割合だった。また、昨年2位だった「それな」は5%台で、使われなさそうな言葉の上位ではないようだ。
詳細な調査結果は、LINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」で公開されている。
○【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の高校1年生〜3年生の男女
実施時期:2025年4月10日〜2025年4月14日
有効回収数:949サンプル
集計対象:有効回収数の中から抽出した、女子高生483サンプル()