【バレー】女子日本代表がVNL開幕戦で快勝 石川真佑新主将がけん引「硬くなりすぎずに」

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2025年06月05日 01:57  日刊スポーツ

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得点を喜ぶ女子日本代表(C)FIVB                             

<バレーボール・ネーションズリーグ(VNL):日本3−0オランダ>◇4日(日本時間5日)◇予選ラウンド第1週◇第1戦◇カナダ・オタワ



28年ロサンゼルス五輪(オリンピック)でのメダル獲得を目指す、世界ランキング7位の女子日本代表が好スタートを切った。


世界各国を転戦するVNLの予選ラウンド初戦で、同9位のオランダに3−0(25−17、25−15、25−16)のストレートで快勝。トルコ出身のフェルハト・アクバシュ新監督(39)の初陣を飾った。


今季SVリーグで日本人最多得点を記録した佐藤淑乃(23)が、要所で4本のエースを決めるなど両チーム最多18得点。今季からキャプテンを務める石川真佑(25)は、マッチポイントでスパイクを決めるなど、攻守にわたる活躍でけん引した。石川は「出だしからいい雰囲気で出来た。全員がサーブで攻めていけた」と笑顔。「コミュニケーションを取って、硬くなりすぎずにいこうと話していた」と振り返った。


全セットでスタメンはセッター関菜々巳、対角に和田由紀子、アウトサイドヒッターはン石川と佐藤淑乃、ミドルブロッカーは宮部藍梨と島村春世、リベロ小島満菜美が起用された。第1セット(S)は石川のサービスエースや佐藤のアタックなどで幸先良く先行すると、その後も和田や宮部ら多彩な攻撃陣が機能。セットポイントでは、宮部がブロックを決めてセットカウントを先取した。


第2Sも強いサーブでプレッシャーをかけ、相手にやりたい攻撃をさせなかった。島村の速攻や佐藤のサービスエースなどで序盤からリードを取ると、15−13から和田のバックアタックなど一挙5連続得点に成功。一気に突き放し、最後は石川のスパイクで連取した。


第3Sも勢いそのまま。関のエースなどで立ち上がりから4連続得点。バリエーション豊富な攻撃で得点を重ねると、終盤にこの日初めて連続ブレークを許しながらも、佐藤のエースなど4連続得点でやり返した。シニア代表デビュー戦となる最年少18歳の秋本美空が、代表初得点でマッチポイントを奪取。最後はエースが決めて勝ちきった。


次戦は6日(同7日)、同10位のセルビアと対戦する。

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  • 石川真佑が頼もしくなって帰ってきた。イタリアリーグで背の高いブロックに挑み続けて結果を出しての帰還。貫禄さえ感じた。エースを欠いたオランダには勝って当たり前。でも安心した。
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