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学生服にフォーカスした企画展「ニッポン制服クロニクル 昭和100年!着こなしの変遷と、これからの学生服」が、7日から東京・弥生美術館で開催される。
18年の「セーラー服と女学生」展、19年の「ニッポン制服百年史」展に続く同美術館での制服展第3弾。“昭和100年”にあたる今回は、「制服の着こなし」をテーマに、洋装制服が普及した昭和初期から令和までに登場したさまざまな着こなしを、イラストや実物展示で振り返る。監修を務めたイラストレーターで制服研究家の森伸之氏(64)は「ツッパリ&スケバンや、ミニスカ&ルーズソックスなど、一世を風靡(ふうび)したスタイルのほか、各時代を映した懐かしい制服の着こなしを紹介しています。気鋭のアーティストによる絵画作品も見どころです」とPRした。
森氏は、これまで多くの制服関連書籍に携わってきた。今年3月に発売された「イラストでたどる女子高生制服100年図鑑」(小学館)では監修を担当。イラストは、アニメ「少女☆歌劇レヴュースタァライト」や「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」などのエンディングイラストを手がけためばち氏が129点を新たに描き下ろした。
森氏 女子学生服の洋装化が始まった1910年代から現在までの100年ほどの間で、制服のデザインはどのように変わったのか?「架空の制服博物館」を巡る構成で、全国42校、新旧105着の制服をイラストと写真で紹介しています。めばち氏のイラストは清潔感のある柔らかなタッチで、フルカラーでの情報量と図版の美しさで、家族みんなで楽しめる一冊になっています。
全国42校を例に挙げながら制服の変遷を紹介しており、「ニッポン制服クロニクル 昭和100年!着こなしの変遷と、これからの学生服」展の開催中は、会場の弥生美術館でも購入できる。
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“社会の変化をうつす鏡”ともいわれる学生服。変遷を楽しみながら、自身の学生時代、そして世相を振り返る機会にもなりそうだ。
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