雑草ボーボー、ごみだらけの荒れ地が1カ月後…… 犬猫の楽園に生まれ変わった姿に「すごすぎる」「すごく見応えがあった」

0

2025年06月09日 08:30  ねとらぼ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ねとらぼ

雑草とごみだらけの土地

 雑草とごみだらけの荒れ地を1カ月以上かけて整備し、愛犬17匹、愛猫17匹と暮らすための楽園を作り上げていく様子がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で4万9000回以上再生され、3500件を超える高評価を獲得しています。


【画像】1カ月後の驚きの変化


 投稿者はベトナム共和国南部の都市・ダラットで暮らすジンさん。YouTubeチャンネルでは犬猫を救出する様子や、愛犬17匹、愛猫17匹と暮らす日々の様子を配信しています。以前には、泥だらけで“汚いモップ”のようになった犬を保護した際の様子が話題となりました。


 今回は雑草とごみだらけの荒れ地を整備し、計34匹の犬と猫と暮らすための“楽園”を作り上げるまでの記録を見せてくれます。


夢の場所を楽園にしていく

 ジンさんたちはずっと「森の中の小さな木の家」に憧れていて、1年半以上かけ、理想の場所を探してきたそうです。そして先日ついに見つけた夢の場所で、シンプルな暮らしをしながら農業をして、小さなカフェを開き、34匹の犬と猫たちと暮らしていく……そんな暮らしを夢見ているのだといいます。


 ついに見つけた場所ではありますが、長く放置されていたことから雑草が生い茂り、ごみもたくさん落ちていました。そこでまずは、土地の整備に取り掛かることに。お父さんの力も借り、丸1日かけて雑草を抜き去ることができました。


友人たちと整備

 翌日には手伝いに来てくれた友人とともに、木くずや残ったごみを片付けることに。できるだけ費用を抑えるため、まだ使えそうな木材については、のちほどフェンスとして再利用することにしたようです。


 土地の整備が完了した後は、友人と敷地の測定と区画分けを実施。動物たちが暮らす場所を犬ハウス(寝室)、猫ハウス、犬用のトイレエリア、犬用のスパエリアの4つに分けて設計しました。


 ようやく設計が終わった……と思いきや、もともと植えてあった桜の木の位置が、全体のデザインと合わないことが発覚。そこでみんなで力を合わせて、木を猫ハウスの入り口近くに移動することになったのでした。


 その後はロープを張って各エリアを分け、基礎工事とコンクリートの打設を行うことに。この土地にはもともと小石が敷かれていたため、それを基礎として再利用。解体した古い壁材なども加えることで、コストを大幅に削減できたそうです。


屋根と骨組みを設置

 基礎部分は4日程でほぼ完成、次は猫ハウス全体を囲う屋根と骨組みを設置します。ここで使用する素材に悩んだそうですが、耐久性や費用の問題から、基本は鉄製の骨組みを使うことに。犬と猫が眠るスペースには木材を使い、温かみのある空間に仕上げることにしました。


 屋根の半分には断熱材付きのトタン、もう半分には光を取り込む透明な屋根材を使用し、動物たちが朝日を浴びられるように一工夫。友人の力を借り、2日で屋根と骨組みの設置が完了しました。


 続いては猫ハウスを囲う、鉄製のフレームと金網を設置します。この中には木造の小さな家を作り、猫たちの遊び場やキャットタワーを設置していく予定だそうです。


犬ハウスに取り掛かる

 猫ハウスの次は、犬ハウス作りに取り掛かります。犬ハウスの壁には昼は涼しく、夜は暖かく過ごせるようにパイン材を使用。室内には個別のケージも用意し、風通しがよくなるように大きな窓も設置しました。


 そして約2週間で屋根と外枠、猫ハウスと犬ハウスの構造が完成しました。ここからは周囲のフェンスと、出入り口のゲート作りに取り掛かることに。ここで土地を整備した時に出た古い床材を再利用し、使えないほど傷んだ板は薪として、まだ使える板はフェンス材として活用したそうです。


 フェンスは大型犬がよじ登っても問題ないよう、しっかりと強度を確保。友人たちの協力のおかげで、2日で約100メートルのフェンスを完成させることができました。


 その後立派なゲートも作り、運動スペース、居住エリア、トイレ、スパがそろった生活空間が完成。さらにその後3日かけて犬たちの運動スペースに砂を敷き、人工芝も施工したら……ついに犬たちの楽園が完成しました。


ついに引越しの日

 そして、引越しの日を迎えました。みんなで協力して作った広い庭を目にして、足を踏み入れた犬たちは大喜び! しっぽをぶんぶんと振りながら、うれしそうに庭を駆け回る姿を見せてくれました。


 なお今回は17匹いる犬のうち、大型犬たちを先に新居へと連れてきたそうです。小型犬たちは猫ハウスが完成してから、猫たちと一緒に引っ越す予定なのだそうですよ。


 最後にここ1カ月のハードな工事を振り返り、家族や友人たちの協力で乗りこえられたと語るジンさん。「この新しいお家が犬猫たちにとって、安心して暮らせる暖かい家になりますように」と、優しい言葉で動画を締めくくったのでした。


「完成おめでとうございます」「すごく見応えがありました」の声

 動画には「すごく見応えがありました。一から土台、建物、フェンス、人工芝まで、とんでもない労力ですね。すごすぎる」「新居、完成おめでとうございます。どんなに大変だったか、想像もつきませんが、お父様やお友達の協力で、想像以上の速さで完成したようで、良かったですね。体を大事に頑張ってください」といったコメントが寄せられていました。


 YouTubeチャンネル「Toby & Pi Family」ではこの他にも、保護活動の様子を数多く配信中。また、Instagramアカウント(@tobypifamily17)やX(Twitter)アカウント(@TobyPi_Family)も運営しています。


画像提供:YouTubeチャンネル「Toby & Pi Family」




    ランキングIT・インターネット

    前日のランキングへ

    ニュース設定