ストラスブールではECL出場圏獲得に大きく貢献したサール [写真]=Icon Sport via Getty Images チェルシーは8日、ストラスブールからU−20フランス代表DFママドゥ・サールが完全移籍加入することを発表した。契約期間は2033年6月30日までの8年間だと伝えられている。
サールは2005年8月19日生まれの現在19歳。母国の名門として知られるリヨンのアカデミー育ちで、2022−23シーズンのリーグ・アン第37節スタッド・ランス戦で、17歳にしてトップチームデビューを飾った。その後はベルギーのRWDモレンベークへのレンタル移籍も経験。昨年夏に完全移籍でストラスブールへ加わると、当初はBチームでも起用されていたものの、即座にトップチームで主力に定着。リーグ・アンでは全34試合中27試合のピッチに立つなど、センターバックの柱としてチームを支え、ストラスブールの7位フィニッシュと、来季のカンファレンスリーグ(ECL)出場権獲得に大きく貢献していた。
チェルシーは2024−25シーズンのプレミアリーグを4位で終え、来季は3年ぶりにチャンピオンズリーグに参戦する。今夏の移籍市場では、既にイプスウィッチからU-21イングランド代表FWリアム・デラップの獲得を発表済み。22歳の同選手に加えて、今夏にはエクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェから現在18歳の同代表MFケンドリー・パエス、ポルトガルのスポルティングから現在20歳のU−21同代表MFダリオ・エスーゴ、ブラジルのパルメイラスから現在18歳の同代表FWエステヴァン・ウィリアンの加入も内定している。彼らに加えて、新たな期待の若手が“ブルーズ”に加わることとなった。
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