マンCが獲得を狙っているシェルキ [写真]=Getty Images マンチェスター・シティがリヨンに所属するフランス代表FWラヤン・シェルキの獲得に迫っているようだ。9日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。
ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネの退団を受け、新たな“司令塔”を探していたマンチェスター・シティが、若き“逸材”を獲得することで合意に達したようだ。報道によると、移籍金は4000万ユーロ(約66億円)程度となり、2030年6月末までの5年契約が締結される見込みとのこと。FIFAクラブワールドカップ2025へ臨むメンバーに含むべく、マンチェスター・シティはメディカルチェックや最終的な手続きに向けて準備を進めているという。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、移籍成立が決定的となった際に用いる決まり文句「here we go!」とともに、マンチェスター・シティとリヨンがシェルキの移籍に関して合意に達したと指摘。移籍金は3500万ユーロ(約58億円)となり、600万ユーロ(約9億9000万円)のオプションも付随する見込みと伝えている。
現在21歳のシェルキはウイング(WG)や中盤の攻撃的ポジションを主戦場とするプレーヤーで、2010年夏にリヨンの下部組織に加入し、2019−20シーズンに16歳の若さでトップチームデビューを飾った。今シーズンは公式戦44試合で12ゴール20アシストをマークし、フランス代表にも初招集。現行契約を2026年6月末まで残す中、リーグ・アン最終節後に「キャリアの新しい章に挑む準備はできている」と発言し、今夏のステップアップが噂されていた。
なお、マンチェスター・シティはミラン所属のオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス、ウルヴァーハンプトン(ウルブス)所属のアルジェリア代表DFラヤン・アイト・ヌーリの獲得も有力視されている。